また日は昇る
人々は朝焼けで目を覚ます。
休日の日。
父、豪太郎の命令で増田と合わなければならなかった。
「行きなさい。」
「嫌です。」
「逆らう気なのか!?あ"あ"!?」
「……行きます。」
叱られる度に自分を見失う。
父から指定された待ち合わせ場所で、増田さんを待つ。
「夢姫ちゃん?」
「増田さん、こんにちは。」
怒ってる?
「夢姫ちゃん、前に言ったよね?僕は、彼女がいる。この話はやめてくれ。」
「待ってください!!」
「うん?」
「ぜったいに増田さんのことを好きになります!」
「それは、不可能だわ。」
「茜。」
「あなたは……」
「恋人。」
「私は……婚約者よ。」
「知ってる。マッスーを悩ませてたのは、あなただったのね、香耶 夢姫。」
「悩ませてなんか……」
「茜。やめろ!」
「マッスーはどっちの味方なの?」
「茜だよ。でもな、これは無理矢理のお見合い……何としてでも破棄したいんだ。」
「あなたは?」
「わからないです。……恋をしたことがないので。」
「はぁ...それ、ただの言い訳。」
「言い訳じゃない。」
「言い訳よ。女子校だからといって、出会いがなかった?単なる努力をしなかったからでしょ?」
「...」
佐川は夢姫を睨む。
「頑張って好きになるのは、当然の無理があるわよ。」
「...」
見透かされてる。
どうすればいいの...お見合いよ。
でも、松本さんのことが気になる。
「その様子だと、悩んでるね。」
「増田さん...」
「私たちに話してくれないかな?」
「...」
「あぁ、名前言っていなかったわね。私、佐川 茜。」
「茜さん」
「敬語はやめてよ。どうして、敬語を使うの?」
「父親の命令だからです。他人に接する時は必ず、敬語を使いなさい。タメ口は、はしたない。と仰っていました。」
「あのね、夢姫ちゃん敬語は目上の人に使うものであり、年下、同世代では使わないよ?」
「その事がバレたら...怒られる。」
「夢姫ちゃん、今いくつ?」
「25」
「普通、巣立っているはずよ?それって...ねぇマッスー」
「あぁ、毒親だ。」
「友達はいる?」
「いません...1人だけいますが、その人に対して別れろと言っています。」
「はぁ...厄介だな。」
「私...思うんです。恋ってなんだろう、友達ってなんだろうって思う。男はろくなことはないからと言われて、ずっと女子校で、習い事もたくさんさせられてきました。」
「あの父親め、無茶苦茶なことを言うな...」
「ねぇ、夢姫ちゃん友達にならない?」
「友達ですか?」
「そう、友達。辛い時や嬉しい時に分かち合える仲間はいた方がいいよ?」
茜さんの笑顔はとても可愛い。
胸がキュッと締め付ける。
友達を作ってもいいのかな...怒らないのかな?
「じゃぁ...お願いします。」
「o(〃^▽^〃)oあははっ♪そんなに堅苦しくしないでね。呼んで?茜って。」
「あ、茜//////」
「それでよし。」
この子可愛いな〜妹にしたいくらい。
「ところなんだけど、夢姫ちゃん想っている人はいる?」
「います。」
「どんな人?」
「...よくわからないです。まだ数回しか話したことがないので。」
「数回でも、いいよ。どんな印象だったか教えてくれないかな?」
松本さん//////
たった数回しかあっていないけど、
とても優しくて誠実な人。
そんなふうに見えたかな...
「なんだろう...その事を話してる夢姫ちゃんは恋してる、乙女に見えたよ?」
「えっ?そんなわけないですよ。」
「その恋叶うといいね。」
「う、うん。//////」
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今日も来ていない...
屋上での事。
「翔さん、香耶さんは?」
「うん?あぁ、休み。」
「そっか。」
「香耶になんか、用事でもあるのか?」
「いや、あの時に会ってからみていないから元気かな?」
「...最近元気がないんだよ。」
「?」
「何か1人で抱え込んでいると思う。僕が聞いても頑なに、話してくれない。松本、香耶を救ってくれないか?」
「うん。」
どんどん膨らむ気持ち...僕の気持ち届けたい。
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編集後記
あー早く2人とも幸せになって欲しっ!
(書いているのはお前だろ?)
毎回六本木心中を聞く度にイメージが湧きます。
それにしても、昨日のラグビーは凄かった〜
初めて、テレビで全部見たのですから。
(だから何?)
台風19号の被害で亡くなれた方にご冥福をお祈りします。
くま子。