「すみません、ノート貸してくれますか?」
講義が終わった教室で上から声が聞こえた。
顔を上げると眉毛がキリリとした男性が立っていた。
聞けば先週ノートをとりそびれたらしい。
ルーズリーフのノートを渡すと笑顔で来週返しますと靴をコツコツ言わせて教室を出て行った。

それから時々その人と話すようになった。
一つ下らしいが、私よりも遥かにしっかりしている印象だった。

3時間目の講義が終わる頃には雨は激しく降っていた。
スニーカーを濡らして雨宿りをしていると後輩が喋りかけてきた。
雨は変わらず激しく降っている。
今から帰ることを話すとじゃあ送りますよと…

全身びしょ濡れになった躯を助手席に押し込んだ
元々講義がない日だから駐車場にあまり車は止まっていない。
後輩も髪の毛から雫を垂らして後部座席からタオルを掴み、拭いた
ワイシャツは服としての機能を失い、肌の色をうきあがらせていた
タオルを借りて長い髪を拭いていると後輩がうつ向いて目のやり場に困りますと呟いた
夏の雨は理性とノースリーブの服としての機能さえも洗い流していた。

先輩…
濡れた服を乱暴に捲られて弱い部分を攻めながら敬語でしゃべりかける

どこがいいんですか?
私が答える前に反応を見て激しくする
ここですよね?
ブカブカのズボンを下ろされ、薄い布の上から触られる
外は雨。視界は不良。窓が曇る
ベルトをガチャガチャ音を立てて下ろす。
苦しそうに声を殺す
先輩…上手いです…
何か喋ろうとしたら口を塞がれた
車内は雨のせいで寒いはずなのにうっすら汗をかいている

上に乗ってあげる。
フラットシートにして後輩を見下ろす
先輩…凄いっすね…
軽く手を繋いで下から動く度に躯が跳ねる
もう服は隠すという機能さえ忘れている
下着ごと首もとまで丸められて雨の冷たさを物語る
メガネはつけていて下さい…
黒く縁どられたメガネを無理矢理掛けさせられて見たものは言葉も途切れ途切れになっている眉間に皺を寄せた後輩の顔
先輩…俺…もっ…
荒々しく、激しく、意識が飛ぶ

雨はまだまだ止まない。