久々に変な意味で考えさせられる映画を観た。
これは、葉月ルーペのCMを長編で見せられてるようなおぞましい映画。
芸術家のオヤジたちが19歳のルーシーちゃんに事あるごとに芸術を語る。
けれども単に若い子に接近したいだけ、ってのが見え見え。
1992年の映画だけど、壁ドンならなぬ、樹木ドンがあった。先駆けだね。
この映画のテーマの1つに、【老いと若さの相互対比】というものがある。
同じように老いと若さの対比がテーマになっている映画にマンマ・ミーアがある。
しかしマンマ・ミーアの映画のターゲットは50過ぎのマダムだって事がバッチリ明確になっている。
音楽も台詞も構成もそこの層を確実に狙ってるから。
でも、この映画はだれをターゲットにしてるのかマジわからん。
若い子好きのオヤジがターゲットなら、、、、、、
映画のジャケットはルーシーちゃん役のリブ・タイラーの脚ではなくて乳を強調すべきと思う、、、
以下のジャケットを参照。
【中古】 魅せられて /ベルナルド・ベルトルッチ(監督),スーザン・ミノー(脚本),ジェレミー・トーマス(制作),リチャード・ハートレイ(音楽),リヴ・タイラー,ジェレ 【中古】afb
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それにオヤジがターゲットなら、ルーシーちゃんが青春の悩みを抱えてる描写とか一切要らない。
監督の妄想を形にした映画かな。。