世の映画のジャンルの中に、
鬼畜映画というジャンルがあっても良いと思う。
鬼畜映画とは
目もそむけたくなるような
非道な世界や行為を描く映画だ。
もし鬼畜映画というジャンルを作るなら、それは
ホラーやサスペンス、ドキュメンタリーにまたがる
分布を示すジャンルになるはずだ。
まるでクルド人のように。
人口はイランやイラク、トルコ上に分布している
けれども、クルド人のアイデンティティーはあくまでも
クルド人だ。
なので、鬼畜映画はどんなジャンル上にあっても
鬼畜映画のアイデンティティーはあくまでも鬼畜映画。
私の考える鬼畜映画の中の名作をここにメモしておこうと思う。
ちなみにランク別ではない。
思いついた順。
ソドムの市
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一言で言えば、地獄絵図。
こんなひどい映画は見たことない。
精神的に健康な人でさえ、鑑賞注意。
マルキ・ド・サドの『ソドム百二十日あるいは淫蕩学校』が原作。
盲山
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中国の嫁不足の農村部で行われる人身売買の話。
就職活動中の女学生が騙されて村に売られ、無理やり犯され
子供まで孕まされてしまう。
実際に中国ではよくある話。衝撃のラスト。
そして本作品は中国では放映禁止。
DVDを持っているだけでも罪になる。
鬼畜
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これぞ、鬼畜映画にふさわしい、映画。
タイトルからして文字通り鬼畜。
一児の母である私にとっては
一番みるに耐えない鬼畜映画かもしれない。
ピンクフラメンゴ
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“地上で最も破廉恥な人間”の座をめぐって、
登場人物たちが変態行為を競い合う映画。
この映画中に出る役者の性器、吐瀉物は全て本物。
ラストシーンで本当に犬のウ○コを食べている。
マンディンゴ
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アメリカ南部の人間が公民権運動前に
どれだけ黒人奴隷を虐待していたか分かる映画。
風と共に去りぬ、のアンチテーゼ的映画。
ジャケットも風と共に去りぬのパロディー。
そこのみにて光輝く
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