以前、自宅練習できないであろう場合、どうレッスンしていくかの記事を書きました。



レッスンで、上記のハノンを使用しましたが、調号が増えると厳しいように見えたので、そこで使用をストップしました。



そんな時に私の中で頭に浮かんだのが、学校の音楽の授業でした。



自宅での練習なんて滅多にないし(たまにリコーダーの宿題とかあるかな?)、全員が理解できるであろうレベルで進んでいきます。



自宅練習ありきの音楽でなくとも、楽しみながら上達していく道はあるのではないか?
それが例えテクニック向上じゃなくても、初見奏とかコード伴奏とか、できるようになって嬉しい要素はあるはず。
初見ができれば譜読みが苦ではなくなり、自宅練習し始める可能性もあります。



また、テクニックや音楽の作り方も自宅で一人でできなくても、レッスンで一緒にやってできたら、それはできたと受け取り、そういう積み重ねを続けていけば少しずつ身に付いていくのではないかと思いました。



ピアノ教室の個人レッスンでしか身に付けられない事は沢山あるのではないかと思いました。



最初の話に戻りますが、王道の教本を使わない道もありだと思います。
実際、別の教本に変えて上手くいった事もあります。
上記の例でもプチプレのハノンは使用をストップしましたが、別の教本にしたら、見違えるように指が動くようになってきました。
そして、鍵盤感覚も戻ってきて、楽譜を見ながら弾けています。



①曲が難しくなる
②練習できなくなる
③指が動かなくなる、楽譜が読めなくなる、鍵盤感覚がなくなるのでミスタッチが増える、手元ばかり見るようになる
④面白くなくなる
⑤ピアノをやめる


こんな図式かなと思います。



何年か続けていて後退していくのは勿体ないので、後退する前にレッスンでできる事に取り組んでいってもらいたいと思っています。



自宅で練習するに越したことはないんですけどねにっこり