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夫はもともと「モデルルームのような物がない暮らしをしたい」と思っていたので、私が家の中を片づけていることは喜んでいます。
かつての夫流の片づけは、物を収納にすべてぎっちりとしまいこむことでした。
夫の部屋のクローゼットはテトリスのようにキッチリと物が詰め込まれていて、夫は何がどこにあるのか、記憶してました。
「ここにあるものはすべて必要だから捨てなくていい」と言ってました。
「自分のペースで捨てるからほっておいてくれ」とも言ってました。
でも、時は流れて
私は病気になり、回復してから本気の老前整理に取り組むようになりました。
夫の実家を片づけ、他県にあった自宅を片づけて売却してからは、夫も物に対する執着心がそがれてきたようです。
実際に夫の実家で山ほどの着てない汚い服などを捨てて捨てて捨てまくって、元気なうちに自分の物を捨てなかったら、どんなことになるか理解したみたいです。
先月、夫が「この服を捨てるよ」と持ってきたのは、約30年前に義妹が夫に買ってくれた服でした。
この使い古された服を着た夫は非常にみすぼらしいため、10年前から外出する時にその服を着ようとすると「その服はやめたほうがいいよ」と言ってました。
アウターなのに外出する時に着ない服を持っていてもしょうがないと夫は思ったようです。
夫が退職したらスーツ2着と礼服を残して、他のスーツは全部捨てると夫は言ってました。
そうしたら、私の服も夫の部屋のクローゼットにしまえるので、私のタンスを捨てます。
ワクワクする💓