森高千里さんの歌い終わった時の心のこもったお辞儀の投稿をしてから『誠実』という言葉が頭に浮かんだ。この言葉が浮かんでいくつかの私に対して人から言われた言葉で思い出したことがある。私は、議員の秘書を30年以上やってきて政治の現場では、いろいろな経験をして、また、いろいろな人を見てきた。秘書になるきっかけは、大学生の時の選挙のアルバイトからで、それから大学を卒業するまでは、あらゆる選挙でアルバイトをして選挙に明け暮れていた学生生活であった。また、秘書になってからは、はじめは、地元選挙区の秘書をしてから東京に転勤になり、国会で秘書を経験したが、選挙の風が吹きはじめると真っ先に、地元に入らされて選挙準備に取り掛からされる秘書だった。東京も地元もそれなりに経験したという自負はある。
ある時、知り合いの方から新人で衆議院議員選に出馬予定である方が、落下傘候補であり、選挙も未経験であるため今のままでは、当選まではおぼつかないのでなんとか当選に漕ぎ着けられるように、そちらに入ってアドバイスをしてもらえないかと言われた。日頃の政治活動ならということで候補者になる方と会った。すると話を進めていくうちに、その方が頼りにされている方がいるのでということでどうも現職議員の秘書の方を頼りにされていたようだ。多分、その秘書は、その候補が当選すれば、その現職議員から移って政策秘書にでもなりたいんだろうな。と思いながらも私は、その方が当選しても秘書になろうとは思わなかったので、どうぞということを伝えた。するとしばらくして、その候補者の方は、私の「使い方がわからない」ということで私が手伝うのを断ってきた。私の経験から今アドバイスを受けているという方から私の話をしたら難色を示されたんだろうな。と思ったが、それと同時に、私は、負けという土がつかず事前にわかってよかった。この話の流れでは勝てないだろうな。と思った。これと同時並行してもう1人の候補予定者をアドバイスしてほしいというその方の支援者から言われ、本人とお会いした。この候補予定者は、私にアルバイトと同じ時給でといい出した。私は、仕事に困っているからとか、お金に窮しているわけでもない。これではこの方も到底当選まではおぼつかない。私は、その場で手伝うのは断った。そうして何ヶ月後かに選挙があったが、やはり2人とも当然の結果ではあったが落選された。
そうしてごく最近だが、私にある法人からアドバイスが欲しいということで何回かお会いして言われたのでアドバイザー契約をして少しでもためになることをと思い、その業界の重鎮と役所の担当者を紹介した。そうしてそれから数日経つと、重鎮にいくつものアドバイスを頼んで、また、その重鎮に名前を使わせてほしいと依頼をされた。重鎮の方は、やんわりと断られていたので、それがわかったので相手のためと思い嗜めると、それから数日経って「私の使い方がわからない」と以前にも聞いたような同じ言葉が返ってきた。私は、長い間自分の培ってきたノウハウや人脈を使っており、手間暇とそこまでに至るそれなりの目に見えない投資もしてきている。なので無理にそのノウハウや人脈を出そうとは思わない。使い方がわからないならそれで使われなくて良いと思う。その代わり私も「依頼されても一度、そのように言われているので使わなくてもいいんじゃないか。」と思っており、ノウハウや人脈をもう出そうとは思わない。
また、このような思いはよく続くもので、ある分野で実力と才能がある人がいたのだが、その方の認知度が上がって目標に近づけるんじゃないかということで迷いに迷ったのだが、こういう仕事があるから興味あるかを聞いてみたら検討して連絡するという返事だった。前にも同じところで同じ仕事があったので聞いてみたら、返事がなく締め切ってからまだ、間に合うかと確認が入ったが、既に他の方でその仕事は決まってしまっていた。その方には、どうもそこの仕事先のある部分しか見ていなく、そこから広がるものが見えてないようだったが、私は、今までの感で、これをやると間違いなくその先に自分の目標にしているものが近づくと見ていたら、案の定私が確認したら、その方が目指している目標に近いところの方がたくさんおられた。それがわかったので、迷ったのだが声をかけてみた、検討すると言われたままで答えすら返ってこない。人それぞれ自分の人生。自分の責任で歩んでいけばいいと思うが、少しでも目標に近づくためにお手伝いしようとしても大きなお節介になることを繰り返してしまう自分がいる。しかし、森高千里さんのように自分も『誠実』に仕事をしていきたいし、私と何らかのご縁があった方には、お手伝い出来るなら自分の目指す目標を達成してもらいたいと思うが、なかなか人というのは難しいものであるとつくづく思う。しかし、全てにおいて『誠実』というのは、大切であり、物事に対して『誠実』にしていればいずれは、何らかの実を結んでいくと思うのである。そう自分にいい聞かせているとともに、森高千里さんの実例を見れば間違いないと思う。
愚痴のような取り留めもない話を投稿してしまい申し訳ありません。お読みいただきました方には、ご容赦いただければ幸いです。
