地下鉄第3号線は、昭和40年10月に大国町から西梅田まで延伸開業です。

(画像は大阪市高速電気軌道Webより)

 

今回は第3号線の本町駅を取材です。

5年前の私鉄化に向けて、真っ先にコマルを追放していました。

 

延伸開業時は、信濃橋駅です。

 

後年、難波元町駅と共に改名されています。

第5号線が川辺(かわなべ)に延伸予定ですね。

第6号線の終点が「霞町」とは、市電と同じです😁

(画像は大阪市高速電気軌道Webより)

 

駅構内は、私鉄に移管前に改装されています。

橋下市長になってから、地下鉄駅は見違えるようになったのが目立ちましたよ。

薄暗いトイレで痴漢に遭ったのも、昔話となりました。

用を足そうとしたら、壁の隙間からお手紙を差し出されたこともありますよ😱

ブッ放さんと、すぐ出たわ💣

 

開業当時を伝えるのは、トンネル構築だけでしょうか?

 

しかし、変質者は見逃さないです😁

ステンレスの化粧板を貼った支柱が、昭和40年代の地下鉄駅です。

 

淡緑のレンガタイル貼りが、開業当時を伝えます。

 

レンガタイル貼りには、ひげ文字が似合います😍

 

階段の壁面以外は、原形を保っています。

 

改札口付近は、原形と改装で入り乱れています。

 

ホームドアの設置が押し寄せているので、ホームから「大阪市電気局」の社章を見るのは、今のうちですよ。

 

乗客には無関係の業務用なら、改装の必要もありません。

ドアノブが真鍮製なら、涙モノですね。

施錠も長い棒状の鍵を差し込めば、昭和40年です。

 

鋼線を仕込んだ波形ガラスです。

 

こちらも業務用施設のため、扉は開業当時と思われます。

但し、壁面は貼り替えられていますね。

 

出札口が券売機に変わったぐらいで、開業当時を伝えています。

 

人工大理石が、当時のビル建築にも多用されていますね。

 

第1号線と第4号線の連絡通路です。

第3号線と比べて、色が濃くなっています。

 

電設をやり直したようで、この部分は色が違います。

しかし、茶色系統にするあたり、第1号線の本町駅を意識にも思えます。

 

昭和40年の壁面に、令和が食い込んでいますよ😁

かつての業務用施設を改装したようで、私鉄になってからは変貌が著しいです。

もっとも、ビジネスマンのステイタス『本町で働いている』なら一目置かれるところ、これまでが殺風景でしたね😜

 

夕闇迫る御堂筋に上がりました。

百尺規制が取れて、ビルの上辺が1列に整然と並ぶ美しさが無くなりました。

 

百尺規制時代の御堂筋です。

(画像は無断転載)

 

グリーンベルト上の送風施設は、昭和時代は地下鉄乗り場でした。

 

昭和40年、百尺規制で建設ラッシュの本町です。

グリーンベルトの上に、地下鉄乗り場が見えますね。

(画像は無断転載)

 

第1号線の改札口付近には、改装前のタイル貼りが健在です。

うぐいす色の壁面には、本町駅ならではの意味がありますよ。

 

フォントは違えども、ひげ文字時代と配色や意匠が同じですよ。

 

第1号線のホームが改装されてからは、本町駅の特徴が無くなりました🌁

あの壁面こそが、他の駅とは違っていたのですが。

開業95年を迎えたなら、新陳代謝も避けられないですね。

 

うぐいす色と小豆色の壁面は、北御堂の御供えと桃山文化を意味しているそうです。

改装前の本町駅に着くと、草餅が食べたくなったものです😁

 

これから、ミナミへ向かいますね💕