今回の「権進様の第二の手紙-3」では、お父様のみ言の中でも難解な喩えの一つである「何故、新婦圏宗教圏を女性(エバ)と喩えられるのか」というところに説明が及んでいます。 ----- 文責神山 -----
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ところでもう一つ。これは、難解な喩えの一つでして皆様にとっては今直ぐには御理解いただけない部分かも知れません。それでも、あえて今回の手紙で取り扱っておきたいと思います。
『こうしてお母様を選んだ後、統一教会に女性の時代が来たのです。女性時代は艱難時代です。』とみ言が続いている部分に注目して下さい。
これは、神様とお父様の事情と目的に呼応すべく新婦圏として設定してこられた我々統一教会について喩えて語られたものです。統一教会はユダヤ教とキリスト教の失敗を再現清算するために神様とお父様がつくられた新婦圏宗教圏なのであります。新婦圏宗教圏(天使長圏)を女性(エバ)と喩えて語られているのです。それで、その女性時代と喩えられている統一教会史40年を、つまり1960年から2000年までの期間を『艱難時代』だと説明されているのです。
何故、新婦圏宗教圏を女性(エバ)と喩えられるのでしょうか?
ゆくゆく説明させて頂きますが、お父様がみ言で語られる「女性・エバ」といえばいわゆる女子の事だけを指して語られているのではありません。実のところ殆どがアダム(地上)の相対圏であるところの天使長(霊界)を「女性・エバ」に喩えて暗示的に語られているのです。
堕落を誘発したのは霊界の天使です。そして、その誘発にやられたのが地上の人間です。これは、裏を返せば霊界の天使が責任を果たしたなら地上の人間は堕落しないという事を示唆しているのです。UCで一般的に学ぶ原理観ではこのような説明にはなっていません。何故なら、天使は万物であり責任が無いと解説されているからです。
既に皆様はお気付きの事と思います。UCで絶対視させている『原理講論』は本当の原理とはいえないということです。第一の手紙でも紹介致しました通りです。後ほどもう一度記載します。
実は、UCで学ぶ『原理講論』は、お父様一代圏(40年)で世界的な一つのキリスト教を再現させるための『現代版キリスト教原理』というべきものです。これを信じて熱心に伝道し活動すれば今日の様なUCが出来上がるのです。過去のキリスト教には比較できないレベルの高いキリスト教ではありますが、かといって、『本質的には相変わらず何も分かっていないキリスト教』が出来上がるのです。
現代にもう一度、世界的な一つのキリスト教という新婦圏宗教圏を再現する為に『原理講論』を与え『原理講論』を40年間絶対視させる目的がそこにあったのです。神様とお父様がそのように計らい押し込んできたのです。
これが『大動揺』が必然的に起きる根本だということです。
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(ファミリー95/2 P63 第28回「真の神の日」 真の父母様の勝利圏を相続しよう)
原理講論は・・1ページ1ページ(先生の)鑑定を受けたのです。・・間違っていたとしても、それを知らないのではありません。間違っているところ何ヶ所かを、そのままにしておかなければならないのです。全てを教えてあげるわけにはいかないのです。
(祝福家庭と理想天国Ⅰ P802 祝福と理想家庭)
皆さんは先生が分かりますか。先生が分かりますか、分かりませんか。どう分かりますか。先生の何が分かりますか。顔だけ分かるでしょう。皆さんが分かる原理を教えるその程度の先生だと思いますか。皆さんが分かる原理は、イエス様までの原理(原理講論)です。先生の時の原理ではありません。先生の歴史が分かりますか。「分かりません」。分からないなら、何をしにこの場に来ましたか。皆さんは孝子になりましたか、なれませんでしたか。「なれませんでした」。孝子にもなれなかった者が、ここに来て座る資格がありますか。
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(ファミリー2004/10 P23)
いつでも、二重的な言葉の相対を見つけ出さなければなりません。対応語は何かということです。対応語を見つけ出すのは、私がチャンピオンです。原理世界の正しいことを教えるために、私がすべてつくったのです。
(ファミリー2001年6月号 14ページ)
適当にはできません。公式によって解いていかなければなりません。数学を解いていくように解いていかなければならないのです。わかりますか?「はい。」
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第一の手紙でもご紹介しました通りです。お父様のみ言は二重的な言葉の相対を前提に語られています。常に『本当の原理』を語られているのか、それとも『原理講論の原理』を語られているのかという視点を兼ね備えてみ言に向かい合って下さい。
でなければ、お父様が本当に教えたい正しい原理は絶対に見つけ出す事は出来ません。正しい原理を見つけ出せない分、時間の経過と共に過去のキリスト教が再現されるのです。その様に計画し設定して末期に大動揺が起きるようにあえて語られています。
さて、せっかくなので霊界の天使の責任分担について少しだけ触れておきたいと思います。
み言を解いてみますと霊界が責任を果たせなかったが為に地上が堕落したという観点が明確になって参ります。責任分担は地上の人間だけではなく実は霊界の天使にもあったということであり、そういう意味において厳密には天使と人間の共同責任分担であったということがはっきり分かってきています。
これが、本当の原理です。
これは、根拠になるみ言はかなりあります。ただ、UCの骨子である『堕落と復帰の中枢に関わる問題』に触れる訳ですので、中途半端に説明する訳にはいかないテーマです。なので、次回以降のどこかで機会を設定し詳細に説明させて頂こうと思っていますので、是非とも短絡的に原理講論には無いからといって否定的に捉えないで下さい。
とはいっても、余りにも気になるテーマですよね。根拠になる代表的なみ言だけは幾つかご紹介しておきましょう。しかし、何度も恐縮です。詳しい説明は別の機会にさせて下さい。あくまでもみ言だけを記載しておきます。そこのところを宜しくお願いします。
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(み旨と世界 真の父母と我々 P160)
勝利圏に立つ天使長の基台を持った所には、サタンは侵入できません。その侵入できない圏をつくっておかなければ、勝利した天使長が生まれてこなければ、アダムという勝利の圏は生まれることができません・・・すなわちエデンの園において、堕落しなかった天使長に守られたアダムは堕落しないのです。
(み旨と世界 真の父母と我々 P175)
真の父母が生まれてこない以上は、天使長は地上において涙ながらに、神の前において、これを何とかしなければならない。蕩減の道を開拓していかなければならないのが天使長の使命。だから、アダムを復帰する前に天使長が堕落したんだから、堕落しないみ旨の前に、完成された天使長圏を果たさなければならない使命がある。復帰といえば、アダム、エバの復帰だけではない。天使長復帰をしなければならない。
(み言選集55巻 今後私達が成すべきことP238)
天使長が責任を完成することができず、アダムが堕落することによって、そのような結果がもたらされたために、神様は今日の世界に一つの中心を立てて、それを再び蕩減させようとしているのです。
◇◇◇-< 2002年3月23日、イーストガーデン >-◇◇◇
▼ この記事は、当時、全国の教会等主要拠点にFAXで流されました。
『天使長は「自体自覚」で堕落』
堕落はなぜ起こったのか。自由意志によって起こったのではない。アダムとエバは絶対的に他のために生きる存在、自分を中心に愛を求められない存在だ。それにもかかわらず堕落した。問題は何かというと、天使長自体が問題だった。…だから「善悪の実を食べるな」というのは、アダムに対する話(戒め)ではない。天使長に対する話。天使長は本来何をすべきか。アダム・エバを育て保護しなければならなかった。
▼ 天使は人間!… 霊界の人間であることを証言するみ言
タイトル:「文鮮明先生の日本語による御言集3」
ページ数: 258P後1行目~259P前2行目
だから君たちは霊界に行けばね、ある天使たちとね、人と姿は同じである。「どこから来たか?」「私は火星から来た」「木星から来た」と、そう言うんですよ。「火星に人がおったか。向こうから降って来た」と、そう思ってしまう。そうじゃない。霊界におる天使たちだ。
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そもそも天使に責任があったと言うなら、これはもはや万物などではあり得ません。地上生活を未だ経験した事がない霊界にいらっしゃる人間だということになります。
これらのみ言が本当の真理だとすれば『原理講論』は完全に吹き飛んでしまうと思いませんか?
如何ですか?
少しは動揺されましたでしょうか?少し動揺をして頂いたとするならば合格です。動揺が全く無い方は、統一信徒として程良く熟成していらっしゃらないか、完全に悟っていらっしゃるかのどちらかです。
さて、冗談はさておきもう一度本題に戻ります。
何故、宗教を女性(エバ)と喩えるか?の結論を述べます。
本当の原理からみる堕落の本質は霊界の天使長が問題だったという事なのです。つまり、天使長に全面的に責任があったということなのです。地上のアダムの成長と完成に責任を持つべきなのは霊界の天使長であったということです。
ということは、天使長宗教圏というのは何も地上の宗教だけを指して云うのではない、という事になります。むしろ、人類の最初の堕落を問題視するというのであれば、この最初の霊界の天使長圏こそが最初の宗教圏であったという事になります。
つまり地上の第一、第二、第三イスラエルというものは天使長本来の責任を果たせず、アダムを完成させられなかった霊界の天使長圏の再現を余儀なく請け負う立場になっているという事なのです。
私は、本当の意味で最初のイスラエルを霊界の天使長圏と定義しています。それでその霊界の天使長圏をどのように呼ぶかを考えまして、第一、第二、第三イスラエルの前に有ったということからゼロイスラエルと名付けました。ゼロ(0)イスラエルです。
本当の意味で蕩減(再現清算)すべき本体は霊界の天使長宗教圏『ゼロ(0)イスラエル』であり、その霊的基準を平面的に地上で請け負う実体的な天使長宗教圏・新婦圏宗教圏がユダヤ教とイスラエル民族だったということです。それが霊肉のイスラエルだという事なのです。
神様は、霊界のゼロ(0)イスラエルの再現清算をユダヤ教を中心とする第一イスラエルでする為に摂理しました。その為に、ユダヤ教とイスラエル民族の終わりの時に大動揺が起こったのです。そして、ユダヤ教を中心とする第一イスラエルの失敗は第二イスラエルとしてのキリスト教で再現清算しようと摂理してこられたのですからキリスト教と民主世界の終りの時に大動揺が起こったのです。
同じ様に、キリスト教を中心とする第二イスラエルの失敗は第三イスラエルとしての統一教会で再現清算しようと摂理してこられたのですから統一教会とその信徒である第三イスラエル民族である我々の終りの時(1960年~2000年)に大動揺が起こらなければ嘘なのです。
これが、失楽園のストーリーからはじまる聖書の本当の奥義なのです。お父様はこの聖書の奥義を明らかに語る訳にはいかない歴史的な神様の立場に立っていらっしゃいます。
歴史的な旧約聖書と新約聖書を導いてこられた神様の原理的な伝統は、お父様によって一寸一角の余地なく厳密に引き継がれ『成約聖書』として打ち立てておられるのです。
お父様とて、事の真相を明らかに語る事は出来ないのです。
ということで、UCを世界的な一つのキリスト教として、たった40年で再現させなければならないという途方もないミッションを遂行する上で、分かりやすく平面的な男女問題として堕落論を構築され徹底してアダムエバ問題を生命視するように語り続けてこられました。
霊界(天使)が地上(人間)に悪さした。これが、アダムを堕落させたエバ(女性)と表現する所以であり、本質なのです。これは、UCで生命視する男女問題以上に厳しく深刻な堕落の本質なのです。言っておきますが、私が解く堕落論はUCで解くものよりも厳しいものです。お父様のみ言によって裏付けられた本当の原理から紐解かれた堕落論は、平面的な男女問題を遥かに超えています。
これによって世の中の男女問題はおろか、UCの2世3世の男女問題は完全に克服する事が出来ます。この件に関しましては、何時か機会を設定し皆様と分かち合えればと考えています。
(み言選集55巻 1972年4月23日 東京教会 P39メシヤと我々)
しかし、素晴らしいお方であっても、それは人間に違いない。・・・メシヤは人に違いない。人は人だけれど、その内容が違う。その内容は何かというと、立体的内容を持っている。それが違う。堕落した人間は、堕落圏の平面的内容しか持っていないが、メシヤは立体的内容を持っている。
お父様の語られるみ言『成約聖書』は立体的に語られています。
さて、そろそろ結論に向かいたいと思います。
権進様の第二の手紙-4 へつづく
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