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1.13 Project

私たち「1.13 Project」では、2013.1.13「起源節」について一つの結論を導きだしています。そして、その結論を「1.13憲章」として掲げています。ここでは、そんな「1.13憲章」に関連するテーマをいくつか取り上げ、様々な観点から考察した内容を投稿致します。

 まず『1.13Project事務局』を通して、「1.13憲章への賛同署名」を展開させて頂きます。

 これは、早くても2011年5月5日以降、準備が整い次第、随時スタートさせて頂く予定です。

 いずれ、事務局の神山より正式にアナウンスがあろうかと思います。

 賛同署名は、何度も申し上げていますように、どこに所属されていても、所属されていなくても結構です。立場、責任分担、所属等は一切問いません。

 「お父様を慕い、理想天国を創りたい!」「神の国の礎になりたい!」「天国に入るものではなく、天国を創るものになる!」」という方であれば、その対象であります。

 従って、3男側、4男7男側(教会組織側)、私くし5男権進側、そういった「~派」といったセクト意識を持たれている方は、一切無用です。天国は「超宗教超教派」です。

 私達はこう考えています。

 お父様一代圏で形成された統一教会運動内にこそ、ユダヤ教が内在し、キリスト教が内在しています。厳密には、イスラム教も仏教もヒンズー教も内在していると考えるべきなのです。

 統一教会内に存在する我々一人ひとりこそが、実に、この世に存在する一教派であり一宗教だという事を理解しなければならないのです。同じ教義に身を任せているようで、それぞれが微妙に神観・罪観・メシヤ観が異なるのです。

 UCの食口一人ひとりが一つの宗教であったり、一つの宗派のようなものなのです。

 統一教会内は歴史を再現されたものであり、特に、聖書史が一代に横的に展開されたものです。

 統一教会は未だ、天使長宗教圏・新婦圏宗教圏を抜け出せていないのですから、そこに存在する我々一人一人こそが、過去の聖書史に登場した宗教者を代表して、この問題を解決しなければならないのだと考えるべきなのです。

 今こそ、食口一同が敢然と立ち上がって、宗教圏を越えるべき時なのです。

 脱宗教!これこそが、神様とお父様の本当の事情と心情を知って、掴んで、成すべき現代の最も高貴で最も尊いみ業である、聖書史の「清算」なのです。

 お父様のみ言の表現でいうならば、「第一イスラエル、第二イスラエル、第三イスラエルの昇華式をすべし!」という事なのです。この時のみ言では、実に不思議な事を語られたのです。「昇華式は死んでからすべきものではありません!生きてすべきものです!」と。

 どうやら、あの昇華式ではないというのは間違いありません・・・。

 「第一、第二、第三イスラエルの昇華式をすべし!」とは、聖書史の清算なのです。

 何度も、何度も、掲載して本当に恐縮です。それでも、もう最後の訴えだと御理解下さいまして、敢えてもう一度、下記のみ言をお読みください。

 今回の「1.13憲章への賛同署名」をすべき意義と価値、そして、私達の状況がよく説明されているみ言です。私達はこのみ言を骨身に染みて理解しています。

 皆様にもそうであってほしいと、心より願っています。

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● 統一教会  P9 1963・5・22  ソウル・前本部教会

 一番収集するのが難しい人は宗教者です。摂理やその道を信じる宗教者たちです。・・・

● KNSネットニュース 2008・1 第25回 「愛勝日」

 今日、統一協会の信徒たちが、宗教圏の垣根を抜け出られず、それに覆われながら生きてきた習慣的なすべてのことを、どのように清算するのかという、重要な起点に今、来ています。私たちの語っていることは、事実か、そうでなければ謎のような言葉です。事実だというならば、皆さんは、アダムとエバが堕落する前に見ることができ、推し量り得る自分自身となっていますか。

 アダムとエバの堕落以来、これまでの蕩減復帰歴史において、自分の責任がどれほど大切であったかを考えてみましたか。現在、自分が処している場所が、神様の創造の花のような本然の世界ではありません。想像もできない、自由と平和の理想圏内からは永遠に離別した、そのような場所に立っているのです。天の前に自らを何者としても誇り得ないのです。堕落の血統によって縛り付けられた世界版図を前に、どのようにこれを取り消すことができるかということを考えれば、考える余地がないほどに悲惨だというのです。

● ファミリー 2003・3 P14 「神様の真の愛と天地人の関係の回復」

 長い歴史の中で、人間は、宗教生活を卒業しなければならないという、この尊い真理を明らかにした人は、いませんでした。早くから神様のみ旨を知った私は、教派や宗教を創設しようとはしませんでした。神様の摂理の中心宗教であるキリスト教が、私の教えである天道(本当の創造原理)を受け入れなかったことによって、私が初めてつくった組織(キリスト教を再現させるためにつくった組織)が、「世界基督教統一神霊協会」 でした。

 ・・世の中が、私たちの長い公式名称に代わって 「統一教会」と呼ぶことによって、「統一教会」 になってしまったのです。しかし、私は数十年前から、私たちの教会の看板を下ろす日を望みながら、その事実を予告してきました。1996年に教会の看板を下ろし「世界平和統一家庭連合」として出しました。これは、人類史における重大事件です。

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 「1.13憲章への賛同署名」。

 これは、とにかく「1.13憲章」及び「1.13ブログ記事」をよく読まれ、その中身や主旨に賛同頂ける方であればどなたでも結構です。

 これは、皆様にとって、歴史をかけた宗教圏を踏み越える第一歩なのです!全てのセクトを越えて参画頂けますよう、改めてお願い申し上げます。

 さて、賛同署名としての有効目標数は、既に御承知の通りです。これは「7000名」です。

 これは、家庭単位ではなく、個々人とさせて頂きます。

 家族揃ってという場合、4人家族であれば、4人個々人、各々が署名して下さい。

 年齢制限は特に設けませんが、12歳以下の場合は親近者の共同記名をもって有効とさせて頂きます。

 署名は、所定の署名用紙を用意致します。また、「Web版」も用意する予定です。用紙としての「リアル版」、あるいはインターネット上からの「Web版」いずれかで、お願いすることになろうかと思います。

 皆様!『1.13Project事務局』を通して成す、「1.13憲章・賛同署名」とは一体何でしょうか?

 これが、目標数に到達する事で一体何が推進されるというのでしょうか?

 本当にくどいようですが、これもまた最後ですので、もう一度、念を押して申し上げます。

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 来る「2013.1.13 起源節」とは「摂理のD-Day」なのですが、その目指すべき最終的事象は「真の家庭三代圏の統一」であり、更にその中身、つまり本丸中の本丸は「直系(実子圏)の子女と傍系(庶子圏)の子女が各々、創造原理的基準を満たして一体化する事。」だという事なのです。

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 これには、まず、3男と4男7男、この実子圏が一体化しなければなりません。そして、肝心なのは3男顕進兄さんを中心として一体化しなければならないということであります。

 そして、実子圏の長子、元々の孝進様の位置を、晴れて蕩減復帰した3男顕進兄さんが、庶子圏の子女様方と一体化すべく洗礼ヨハネとしての役割を果たす様、促すところに「1.13憲章・賛同署名」の意義と価値があるのです。

 私は信じています。

 これから先、近未来。必ず、3男の復帰という事象がお父様によって摂理されると思います。

 ひょっとすると、既に、この手紙全文をお読みになっておられる頃には、その様な予兆ともいうべき噂や事象が、皆様の前に展開されているかもしれません。

 私が思うに、早ければ年内中。遅くとも、来年2012年の4月中には、3男顕進兄さんが実子圏の長子の位置を復帰しているべきなのです。これは、殆ど、間違いないのではないかと思います。

 ただし、問題があります。

 3男顕進兄さんが、ただ、摂理の中心に戻ったというのでは「もとの木阿彌(もくあみ)」というものです。

 戻るころには、顕進兄さんが、庶子圏のご子女様方との一体化の必要性について全て知っていなければなりません。何せ、孝進様が果たせなかった課題を成し遂げる事に復帰の目的があるのですから・・・。

 という事はどういう事かと言いますと、現在、3男顕進兄さんと共に歩む側近の兄弟姉妹の皆様は特に重要な役割があるという事です。

 ということで、この紙面をお借りし、顕進兄さんと共に歩んでおられる側近の兄弟姉妹の皆様へ申し上げておきます!

 どうか「顕進兄さんが素晴らしい」「顕進兄さんを愛している」といって、ただ闇雲に従って歩んでいてはなりません。顕進兄さんを本当に愛するのであれば、どうか顕進兄さんの最も内的なその使命を御理解頂きまして、顕進兄さんがその使命を果たせるよう、本当の意味で支えになってあげて下さい。

 まずもって、顕進兄さんと共にある皆様が「1.13憲章」の良き理解者になって頂き、立場を越えて一体化を促す「分捧王」になって下さい。

 さて、全ての読者の皆様!

 せっかくですので、ここで「分捧王」の意味について説明しておきましょう。

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●「天宙平和の王真の父母様天正宮博物館奉献・戴冠式二周年記念午餐会」の御言

天一国八(二〇〇八)年六月十三日、韓国、天正宮博物館

 このように、真の祖父母、真の父母、真の孫と孫娘を中心として、三代が一つの家庭で、永存される神様に侍って暮らす天一国、天一国の「天」の字は、二人の「二」の字と「人」の字です。これを合わせれば、二人が一つになった国ということです。心と体が一つになることができなければ、天国の民になることはできません。男性と女性が一つになることができなければ、天国の民になることはできません。父と息子、娘が一つになることができなければ、天国の民になることはできません。氏族と民族が一つにならなければ、王と国民が一つにならなければ、神様と宇宙が一つになることができなければ、なくなるのです。滅びるのです。それが問題です。貴い話です。家庭を探し立てることが、氏族的メシヤの責任であり、平和大使と“分捧王”の使命であり、神様の願いであることを知らなければなりません。

 “分捧王”を知っているでしょう? 梁昌植氏? (「はい」)。知っているでしょう? (「はい」)。もう説明は必要ないでしょう? (「はい」)。今回、新しく地域を任命しました。召命された人たちも皆分かるでしょう? “分捧王”です。“分捧王”は、二人が分かれずに一つにするのです。封じるのです。分封(分捧と同じ発音)ではないですか、分けられたものを封じるのです。そのようなことは、宇宙の中で、人にもできず、王にもできません。神様(お父様)がいるなら神様(お父様)が可能なので、神様(お父様)から出てきた言葉が“分捧王”です。彼らにはこのような使命があり、神様(お父様)の願いを教えてあげることができるのです。そのような教本が出てきたという事実は、神様(お父様)が絶対信任することのできる基盤に間違いありません。分かりますか?

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 分かりやすくするために神様の部分に(お父様)を入れました。み言で神様となっている部分にお父様と入れることで通じやすくなる事が多いのです。この場合はまさにそうです。

 「“分捧王”は、二人が分かれずに一つにするのです。封じるのです。分封(分捧と同じ発音)ではないですか、分けられたものを封じるのです。」と、ありますよね。

 天国の基礎となるべく、「真の家庭三代圏が分かれてはいけない!」という観点に重ね合わせて読み解いてみて下さい。

 今現在、真の家庭三代圏の統一が摂理の絶頂に設定されているという前提で考えてみて下さい。

 敢えて分立され、敢えて争う様に仕向けられている、大きな大きなアベルカインである、庶子圏と実子圏があります。そして、その実子圏と庶子圏の問題を相対的に対応させ展開しているのが「3男 VS 4男7男」なのです。

 このまま、放っておけば、憎しみや恨みが増幅し、血で血を争う民族問題に展開するのです。

 しかし、敢えて分け、敢えて争う様に仕向けた父の真意に通じて、この、歴史的背景をもって争うべき2者を封じ、むしろ、一体化させて父の御元に返す事が出来たらどうでしょうか?

 これを、お父様は「分捧王」として設定しておられるのです。

 当時、教会の内外に設定された「分捧王」とは、一体何だったのでしょうか?

 お父様は、韓国、日本、アメリカの摂理主要国家に、各々、郭会長、小山田会長、朱東文会長を「分捧王」として立てられました。外的に、摂理的にその様に立てられますが、これは一方で真の家庭三代圏の「分捧王」を成して欲しいという願いをかけて、相対的に立てられておられるのです。

 み言はいつも複雑難解に語られます。二重の相対の言葉を予測しながら読み解かねばなりません。この時の「天宙平和の王真の父母様天正宮博物館奉献・戴冠式二周年記念午餐会」のみ言も、いつも通りです。

 この時のみ言全文を読めば、本当に分かり辛く、一筋縄では理解できません。世界的で、現実的なお話に交えながら語られますので本当の「分捧王」の意味がよく掴めません。

 何しろ、立てられた当事者も良く分からないのですから・・・。

 しかしながら、私は、真の家庭三代圏の統一の為に存在する、本当のアベル(庶子圏)と本当のカイン(実子圏)を和合統一させるべき、本当の洗礼ヨハネについて「分捧王」と、仰っているということが理解出来るのです。

 私も3男と4男7男にとっての「分捧王」なのですが、3男顕進兄さんは、実子圏と庶子圏を統一し、教会と民族を統一すべき、もっともっと大きな「分捧王」なのです。「分捧王中の分捧王」なのです。

 そして、まず、皆様御自身が「1.13憲章への賛同署名」に参画し、これから、多くの食口に働きかける立場だとするならば、皆様は、私くし権進と心ある食口を結ぶ「分捧王」なのです。

 「分捧王」とは、アベルとカイン、右と左を和合統一すべき和合者としての称号なのです。神様とお父様の立場に、より一層立とうとする人々を「分捧王」と、仰っているということが理解出来るのです。

 そして、その立場に立とうとすれば、板挟みに合って、両者の言い分を聞き愛さなければなりません。そして、一体化するまで自分の事を一切主張できません。まるで、兄弟喧嘩を治め父の事情を説明し、父を証し、父の元にかき抱いて連れて行こうとする真の母の様でしょう?

 そうなのです。和合者とはエリヤであり洗礼ヨハネであり、分捧王であり、復帰されたエバであり真の母の立場なのです。

 洗礼ヨハネはイエスの相対圏です。イエスの新婦だという事が言えるのです。

 洗礼ヨハネとは天使長宗教圏のトップであり、新婦圏のトップなのです。それは、アダムの理想相対としてのエバに喩えて表現されているるのです。

 復帰された天使長を真の母と喩えておられる事が信じられますでしょうか?

 真のエバを探し求めてこられたというのは、女性としてのエバだけではないのです。女性としてのエバは勿論の事、「完成の領域に達した洗礼ヨハネをも、復帰されたエバ!」という事を知らなければなりません。

 いつでも、二重の相対の言葉を探し立ててみ言の真意を探さなければなりません。

 皆様!統一運動にあって、今こそ、真の統一運動をしなければなりません。それは、真の母の運動といえます。アベルだのカインだのといってふらふらする時ではありません。神様とお父様の完全なる相対に立つ真のエバ、真の母の位置に立つべきなのです。

 喧嘩の仲裁に立ち、最も難しい立場に立って真の父の事情を説明するべきなのです。

 「2013.1.13 起源節」「真の家庭三代圏統一の日」「摂理のD-Day」に向けて、最も効果的で最も現実的で最も優先すべき最後の摂理です。そして、本当にこれが最後なのです。

 お父様は、かつて、「起源節以降の摂理は白紙である!」とさえ仰った事があります。皆様!これが信じられますか?

 何よりも有難い事に、この摂理は特別なお金がかかりません!

 賛同署名以外には、基本的に何もありません。『1.13Project』では、摂理献金、蕩減献金、といった今まで教会内で当たり前とされてきた、条件的な献金は一切ありません。

 そして、プライバシーは事務局にて厳重に管理致します。他に登録情報等利用するという事はありません。

 どこどこ教会で何双とか、そういった、情報は一切頂きません。何故なら、関係ないからです。

 この署名が7000名に到達した時、それは同時に、3男顕進兄さんに全てを理解して頂ける原理的な条件が満ちた時を意味します。そして、それは同時に、真の家庭三代圏が一つになれる歴史的な時を意味するのです。

 皆様!自信を持って周りの食口に呼びかけて下さい。皆様!この署名運動。これは、歴史的な統一教会内の歴史的な統一運動です。本当の意味での統一運動です。組織の方々にもそうでない方にも分派の方々でも、垣根は一切ありません。

 皆様!よくよく考えて下さい。この署名運動は、一切の害がありません!良い事はあっても悪い事は一切ないのです。特別な献金等、一切ありません!

 アベルから来たものではない!組織が認定していない!お父様公認のものではない!そういう常套文句が出た場合は、最高です。今まで清算出来ていない分が全部清算できると考えて、忍耐して、説明してあげて下さい。

 「2013.1.13 起源節」「真の家庭三代圏統一の日」「摂理のD-Day」に、お父様の庶子圏の人々と、実子圏の我々が一つになっていないというのは、おかしいではありませんか。3男と4男7男が一つになっていないというのは問題ではありませんか・・・。

 どんな立場で何をしていようとも、お父様の家庭三代圏が一つになって欲しいという純粋な思いが重要です。私の代わりになって、熱心に、何度となく、丁寧に説明して差し上げて下さい。

 さて、本当に長くなりました。

 こうして、第一、第二、第三の手紙と称して回りくどく述べて参りました。

 とりあえず、この時点で最低限お伝えしておかなければならない事については、十分説明が出来たのではないかと思っています。

 今後は、事務局から署名に関する実務レベルの情報や、継続的なお父様直接のみ言の説明等、様々な情報を発信して参ります。

 この点は、神山氏を含め、関わるスタッフに一切の責任を任せていますので、何卒、宜しくお願い申し上げます。


 2011年3月8日 文 権進


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 さて、これまでに衝撃的な事実を告げて参りましたが、ここで「1.13憲章」について、今一度、確認しておきましょう。

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≪ 1・13憲章 ≫

 文先生は、歴史的・世界的問題と課題(一般社会の紛争や様々な課題)を自ら一代で創設された世界的統一運動内に再現展開されている。そして、更に、統一運動内の全ての問題と課題を真の家庭三代圏の問題と課題として展開されている。従って、真の家庭三代圏が原理的基準を満たし一つになって行く事で統一運動内の全ての問題と課題は整理され、ひいては歴史的・世界的問題と課題が整理され原理的に収束する事が出来る。このプロセスをもって人類史的問題と課題を収束させるべき歴史的起点とする為に設定されたのが、摂理のD-Dayと称される『2013・1・13 起源節』であると考える。

 『起源節』の起源とは、人類の恒久平和理想である『神の元人類一家族理想 One Family under God !』の源となる真の家庭三代圏(真の家庭的四位基台)を起動させる日である。これは、文先生の三代圏の家庭的四位基台の事に他ならない。我々信徒の家庭ではない。文先生のご家庭である真の家庭三代圏の統一をもって理想国家の起源を歴史的に打ち立てる日である。

 全人類史の根源問題と課題を歴史的に閉じ込めて、文先生のご家庭三代圏に現わした分立現象こそが、摂理のD-Dayと称される『2013・1・13 起源節』迄に解決され統一されるべき内容の本体である。

1)私達は、文先生を真の父母として愛し、文先生が提唱する統一運動を心から愛する。
2)私達は、統一運動内こそが先に統一されるべきであると信ずる。
3)私達は、真の子女様方が原理的基準を満たし一つになる事を心から願う。

 私達はこの観点を強く支持する。これは、成約時代の聖書として語られた文先生のみ言を研究解読された文先生の直系のご子息、五男文権進様の主張であり、私達はこの観点を強く支持し、文権進様の役割と任務を支える為の内外のミッションを請負い遂行する。

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 来る「2013.1.13 起源節」とは「摂理のD-Day」なのですが、その目指すべき最終的事象は「真の家庭三代圏の統一」であり、更にその中身、つまり本丸中の本丸は「直系(実子圏)の子女と傍系(庶子圏)の子女が各々、創造原理的基準を満たして一体化する事。」だという事なのです。

 『 3)私達は、真の子女様方が原理的基準を満たし一つになる事を心から願う。』と、言う部分に注目して下さい。

 この項目の『真の子女様方』ですが、これは、直系(実子圏)の子女だけではないという事です。これが、肝心なのです。

 直系(実子圏)の子女と、聖進様をはじめとする傍系(庶子圏)の子女様方、全てを含めて『真の子女様方』と、表記しているという事なのです。これを、はっきりと理解して頂かなくてはいけません。

 これは、お父様の種によって生まれた直系と傍系の尊い二世の子女が、各々、創造原理的基準を満たし相まみえ、真の家庭三代圏を完成しなければならないという事なのです。

 お父様ご自身、ご存命中にこれを成せなければ「これ以上浮ばれない無念はない」という事を知らなければなりません。

 これは、人類史を掛けて、あらゆる犠牲を投じても成さなければならない課題であり、宿命であり、最も尊い公益であります。「これ以上は無い!」という公益なのであります。

 お父様は、本当の意味で、神様と同じ立場に立たれた創造原理の主人です。創造原理に堂々と立たれた天地の創造者であり、天国創建の主人なのです。その為に、人類に先駆けて創造原理的基準を満たすべく、壮絶な人生を歩まれて来られたのです。

 「起源節」とは、そんなお父様にとりまして、まさに、地上に神の国を出発出来るかどうか、その起源を確定出来るかどうかという「摂理的D-Day」なのです。

 この、第三の手紙のはじめの方でも説明させて頂きました通りです。

 お父様が、今現在、実子圏に『3男 VS 4男(7男)』という、決定的な分立を起こし表面化させておられる理由は、孝進様が実子圏を代表し長男としての責任を全う出来なかった事に、本当の原因があるのです。

 そして、孝進様に課せられていた、本当の意味での中心的な課題。それは、庶子圏の子女様(聖進様を代表とする数名の庶子の子女様方)との一体化だったのです。

 傍系としての庶子圏と、直系としての実子圏の一体化。

 これこそが、真の家庭の本当のアベルカインなのです。まさに、本丸中の本丸なのです。

 ということで、『3男 VS 4男(7男)』という実子圏のアベルカインの分立は、長男孝進様が成せなかった摂理のみ旨を取り戻すべく、実子圏の長子の位置を再び庶子圏に相対させるための蕩減復帰摂理なのです。

 現在の『3男 VS 4男(7男)』という実子圏のアベルカインは、庶子圏と実子圏というアベルカインに相対的に関係しているのです。

 お父様にとりましては、これは、本来、長男の孝進様がその責任を果たしておられれば、少なくとも、敢えて起こす必要はない事象でありました。

 お父様が敢えて成されることは、全て何かを再現させそれを清算させるためです。間違いなく蕩減復帰の為です。徹頭徹尾、真の愛と原理のお方なのです。

 お父様は、4男7男を、敢えて一旦、摂理の中心に立てました。そして、3男顕進兄さんを、敢えて一旦、悪者に仕立て上げ、叩きました。これは、お父様が敢えて成されている復帰の業なのです。

 これは、実子圏の長子としての役割を果たせずに逝った、孝進兄さんの位置を蕩減復帰させるためなのです。

 皆様!3男顕進兄さんに掛けられた、神とお父様の歴史的な願いを、どうか御理解下さい。

 また、こうして、その悲願を皆様に説き理解を求めようとする、私くし権進の心を察して下さい。

 私は、お父様の代わりに、3男と4男7男の歴史的な分立と統一の役事を説明し、3男を中心とした一体圏を造成すべく実子圏の和合者の役割を担っています。実子圏の中の和合者なのです。和合者とはエリヤであり洗礼ヨハネなのですが、私は、いわば実子圏の洗礼ヨハネなのです。

 そして、3男顕進兄さんは、庶子圏と実子圏の統一。そして、教会と民族の一体圏を司る全体の和合者としての役割を担っています。まさに、現代の真の和合者であり、洗礼ヨハネ中の洗礼ヨハネなのです。

 更に、皆様は、そんな洗礼ヨハネを勝利させられるかどうかという、歴史的な役割を担っておられる、いわば、『天一国』国民のリーダーなのです。

 皆様!

 これまでの歴史には、教会と民族が一体化し、宗教と政治が創造原理的基準を満たして一体となったという、神の国がありませんでした。

 2013年1月13日。起源節。摂理のD-Day。

 この一日が、夢にまで見て参りました、あの神の国を造成できるかどうかという歴史的起点であるという事実を御理解下さい!

 これもこの第三の手紙のはじめに申し上げた通りです。

 私はこう考えています。

 真の家庭の真の子女達が一体化するなら、天国はすぐにでも出発出来るのではないか・・・。

 ワシントンとモスクワ、中国とモスクワも・・・地上の天国と地上地獄が一つに・・・唯物論と唯心世界が一つにならなければならない・・・仏教とキリスト教・・・。

 これらは、きっと、2013.1.13日までには一つにはなれません。今の段階では、とても現実的ではありません。また、来る2012年の国際情勢を考えてみる時、間違いなく現実的ではありません。

 でも、私ども真の子女達なら、未だ一つになれます。私達が一つになって真の家庭三代圏が統一される事が神の国の起源だというなら、これは、この期間中に実現可能ではないのか!?!

 さて、歴史的なアベルカイン。歴史の全てを清算出来るアベルカイン。全てのカギはアベルカインですが、そんなアベルカインが、何故争い、何故殺し合うのか?

 それは、一言で言えば本当の神の事情(お父様の事情)に到達出来ていないが故に起きるのです。

 下記のみ言は、原理講論による原理観だけでは伺い知れない本当のアベルカイン問題の真相を語られているみ言の一つだと思います。

 途中、『本当のアベルの失敗の理由』や、『未成熟なアベルも未成熟なカインも、どちらも好きではない』というお話や、『何故、アベルの供え物を先にとらなければならなかったのか』等、よくよく読んでみますと、『原理講論の原理』と『本当の原理』をちりばめながら、いつものように分かり辛く語られています。

 この紙面では、あえて、解説は致しません。しかしながら、現在の真の家庭のアベルカインも、皆様方の日常のアベルカインも全てこのみ言に大いに関係していると思います。

 一字一句、じっくりと、出来るだけマニアックにお読みください。

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● 牧会者の道

二 カインとアベル P836

1 摂理史に現れたアベル・カイン

 皆さんは、カインとアベルが共に神様に供え物をささげた時、アベルの供え物を受けられた神様の立場と、カインの供え物を受け取られなかった神様の立場は互いに違うようですが、そうではなかったということを知らなければなりません。カインに、天の立場を身代わりしたアベルを通そうとする心が少しでもあったなら、神様はそのカインの供え物を取られたのです。神様は時間的な差はあったとしても、公平な立場で彼らに対そうとされたのです。(三―二〇五)

 カインが神様に供え物をささげることに関心がなかったなら、神様がアベルの供え物を受けられようが受けられまいが、どうでもよかったのです。しかし、カインが憤り恨めしく思ったということは何かといえば、自分の精誠が及ばなかったと思ったのです。カインは神様に供え物をささげるために精誠を尽くすことにおいて、アベルより勝っていると思うことはあっても、対等な位置にいるとは考えもしなかったのです。そうではないですか? 同じ立場で同じ内容をもって供え物をささげても、自分のものをまず受けてほしいと願うのが人間の心です。

 アベルが当然受けてもらえるに値する立場であるなら、それは不平を言うことができないのです。対等でないのに何の不平があり得るのですか? しかし対等な位置で精誠を尽くしたのに受け入れてくれなかったなら、不平を言うではないですか? ですから皆さんも精誠を尽くすことにおいては、より勝らなければなりません。供え物は、より勝る精誠の因縁を備えてささげなければならないのです。

 アベルを中心にして見るとき、アベルもカインと同じ精誠で供え物をささげました。しかし、アベルはその出発点から神側であるため、神様は受けられたのです。ですから、アベルは神様が自分の供え物を受けられたとしてもただ「ありがとうございます」と言いながら温柔謙遜でなければなりませんでした。そうしたならカインが殺そうとしますか? しかしアベルは、神様が自分の供え物だけを受けられたので、カインの腸が煮えくり返るほど、度を越えて喜んだのです。どんなにうれしくても一人で喜んで黙っていたなら良かったのに、兄に自慢したのです。皆さんもうれしいことがあれば自慢したいですか、したくないですか? 自慢したいでしょう? 同じようにアベルも兄にそれを自慢したのです。ところが自慢が度を越えて「お兄さんの供え物は受けないで私の供え物は受けた。だからお兄さんより私が、より勝っただろう!」、このようなことまで話したのでしょう。ですからカインの顔は真っ赤になったでしょうし、憤らずにはいられなかったのです。そのように考えることができるのです。

 アベルは神様の恩恵を受けたからといって、うれしいと自慢をしてはならなかったのです。恩恵を受けたならむしろ自分の不足を悟り「お兄さん、すみません」と言わなければなりませんでした。そうしたならカインが殴り殺しますか? 殺さないでしょう。これがアベルの失敗です。(三四―五一)

 皆さんはアベルが好きですか、カインが好きですか? (アベルです)。私はカインも好きでなく、アベルも好きではありません。どうしてでしょうか? アベルが、カインすなわち兄と共に供え物をささげた時、神様が自分の供え物だけ受けて兄の供え物を受けなかったとしても、兄に純粋に対さなければなりませんでした。兄のことを考えなければなりませんでした。そして「ああ、お父さん、なぜ私の供え物だけ受けたのですか?」と言って泣きわめいて、兄のところに行って「私の供え物だけ受けた神様は嫌いです」と言ったなら、神様はどうされたでしょうか? 間違いなくカインを愛さずにはいられなかったでしょう。

 カインとアベルは、供え物を同じように準備して神様の前にささげたことでしょう。カインは穀物を、アベルは羊を一年間精誠を尽くしてささげたのです。精誠を尽くすことはいいというのです。ところで誰が精誠をより尽くしたかという問題を離れて、供え物を受ける受けないという問題を見るとき、神様はアベルの供え物を受けざるを得ない立場であるから受けたのです。

 ところで、アベルは神様が自分の供え物だけを受けられたので、自分ができが良くて、神様は自分だけが好きなので受けたのだと思って「お兄さん、見てよ。私の供え物は受けられたよ」、そのように自慢したのです。間違いなくそうしたのです。そうしなかったなら、じっとしているカインの顔がなぜ赤大根のように真っ赤になりますか? アベルが黙っていたのにそうなったのでしょうか? 間違いなくアベルはカインの前に行って「お兄さんが何だ、私の供え物を受けただろう」と言って両手を振りながら歩き、ねちねち振る舞ったでしょう。アベルは驕慢では駄目だということです。謙遜でなければなりません。それだから殴られて死んでも当たり前だというのです。殴られて死ぬようになっています。

 統一教会の信徒はアベルにならなければならないでしょう? (はい)。それでは皆さんはアベルになりましたか、なっていませんか? なっていっているのかどうか分かりませんが、頭をもたげて「既成教会の牧師がなんだ? 堕落がどうしてなったって? なに、善悪の果を食べてなったって? 牧師であるあなたたちも、こういう問題は知らないではないか?」と言いながら驕慢に振る舞うことは、殴られて死んだアベルの行動と同じことです。そうしていたら統一教会は難しくなります。皆さんがそうしましたか、しませんでしたか? 先生は「どうかそうしないでくれ」と言ったのに、皆さんは外に出ていって、そのようにして歩いたというのです。(三四―二七二)

 カインとアベルが供え物をささげたのち、アベルの供え物だけを神様が受けられたことを知ったカインはアベルを憎み殴り殺しましたが、ここには、カインとアベルが供え物をささげるために準備をする時からアベルを憎む心があったことを皆さんは知らなければなりません。カインは、神様が自分の供え物を受けられないので瞬間的にアベルに対する憎しみがわいて彼を殴ったのではなく、そのことにぶつかる前からアベルが憎くて殴り殺したい心がカインにあったというのです。

 そういう堕落性の血統を受け継いだ今日の皆さんが、宇宙的な嘆息の峠を越えるためにはどうしなければならないのでしょうか。これから皆さんは、神様に不信と争いの条件を成立させる祭壇を積むのでなく、父の栄光を紹介し、父に喜びと栄光を抱かせてあげることのできる勝利的なアベルの祭壇を積まなければならないのです。

 ですから、今日皆さんの生活はただ皆さん個人に局限される生活ではありません。全体を身代わりした生活だというのです。皆さん個々人が父の前に身をかがめるその時間なら時間、み旨を中心にして暮らす生活ならその生活が、直ちにその時間と生活でとどまるのではありません。そこからカインの立場なのか、アベルの立場なのかという二股道が決定するのです。すなわち、今日皆さんはひょっとすればアベルになり、ひょっとすればカインになることができる、ものすごい歴史的な瀬戸際の道に処しています。

 そういうことを知って、もう皆さんは教会を中心に誰がアベルで誰がカインであるかを分別することができなければなりません。二人の人がいれば必ず一人がアベルで一人がカインであること、三人の人がいれば二人がアベルになることができます。また、カインにもなることができますが、一番中心的なアベルとカインがいるということ、これを皆さんが確実に分別することができなければならないのです。

 そして、そのカインとアベルが一つにならず別れていてはなりません。一方は右手で一方は左手なのです。そのため誰でも私の神様であると同時にあなたの神様であり、私を愛するだけでなくあなたを愛する神様であられるという信仰の立場で、お互いがアベル的な存在を訪ねて侍り、カイン的な立場を避けるための最大の努力をしなければなりません。もし、そういう人になれなかったなら、皆さんはいつかは天の審判に引っかかってしまうということをはっきり知らなければなりません。

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 さて、ずいぶん長くなりました。

 これより、第一、第二、そしてこの第三の手紙を綴って参りました全てを結ぶべく、今後の『1.13Project』の展開について、述べておきましょう。

【 権進様の第三の手紙 - 5 】へつづく


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 さて、こうして、今日の顕進兄さんが悪側に立たされている背景について、その本当の理由について説明して参りましたが、如何でしょうか?

 皆様は、今どんな気持ちを経験されているのでしょうか?

 これから顕進兄さんは、実子圏の長子である孝進様の位置、つまり、洗礼ヨハネ圏の長子の役割を担って行かなければならないのです。そして、それは何時なのか?といえば、近未来なのです。極めて近々なのです。けっして、遠い将来ではありません。

 早ければ本年、2011年中です。

 遅くとも来年、2012年4月中には実子圏(洗礼ヨハネ圏)の長子として、孝進様に代わって、その役割を再度担って、立たなければならない使命があるのだと私は見ています。

 そうでなければ、「2013.1.13 起源節」に間に合いません。

 皆様!顕進兄さんが使命を果たせるよう、是非とも後押しして下さい。そして、顕進兄さんが国進兄さんと弟亨進を許す事が出来る様に、一体化出来る様に後押しして下さい。これは、私くし権進のたっての願いであり、宿願です。

 これは、こうして私が進める1.13 Projectの「1.13憲章」への賛同をして下さる、日本エバ国家の食口の皆様による7000名の原理的な基台によって推進して行く事が出来るのです。

 皆様が「1.13憲章」に賛同して下さるだけで推進する事が出来るのです。

 これには、特別な献金等一切ありません!

 他に何もないのです。本当に、素晴らしいでしょう!

 何と安上がりな摂理でしょうか?今まで、こんな簡単な摂理があったでしょうか。

 これは、第一の手紙で克明にお伝えした通りです。

 「1.13憲章」に賛同頂くにあたっては、3男側に所属しているとか、4男7男側である教会側に所属しているとかは、全く関係ありません!どこに所属しているとか所属してないとか一切関係ありません。

 当然の事ですが、私に属する必要も一切ないのです。ただただ「1.13憲章」に賛同して下さるだけで結構なのです。かかる統一教会史40年の結果として、その精神を持たれた方が、果たして何人育っておられるかが重要なのです。

 どこかに所属して、ぶら下がって救われよう!と、そういった宗教圏特有の安心や安全を得ようとする事は、今回に限っては必要ありません。そういう事は、一旦置いて下さり、今回に限っては、今一時は、天国を創建する事に尽して参りましょう。

 天国とは神の国です。神の国の基礎は「真の家庭三代圏の統一」です。「2013.1.13 起源節」とは「真の家庭三代圏統一」の日であり、これから建設して行く1000年王国の「起源」を確定する日です。

 これは、お父様の真の家庭の事なのです。お父様の家庭を真の家庭として立たせる事こそが天国創建なのです。

 さて、皆様!現実問題として、その真の家庭に争いの火種が残って良いのでしょうか?

 お父様を中心とする真の家庭とは、人類史をここまで凄惨に引きずって来た元凶である、アベルカインの争いを終結させられるチャンスと悲願が掛けられた代表家庭なのです。

 ここに来て必要なのは、ただただ真の家庭が一つになって欲しい!このように純粋に願う気持ちであります。これは、今どのような立場で、どのような責任分担を遂行しておられる食口であっても、同じであってほしいものです。

 今こそ、全てのセクト、全ての垣根を越えて一つになって、真の家庭が原理的な要件を満たして一つになれる様に思いを馳せるべきです。統一教会内こそが様々な信仰のレベルを越えて、宗教圏を越えて原理圏に立って一つになるべきであります。

 その証と、その形が「1.13憲章」への賛同であり、表明なのです。

 「1.13憲章」への賛同の数。これをもって「3男顕進兄さんと4男国進兄さん7男亨進弟に一つになって欲しい」という意思を捧げるべきであります。簡単なプロセスであります。これが、今、皆様にとりまして「天国を創る」という具体的な実践行為なのです。

 今は、2013.1.13に至るまで、この事こそが皆様にとっての具体的な天国創建なのです。皆様にしか出来ない歴史的な偉業なのです。これこそが後孫に誇れる、最後の摂理的な偉業だと思うのです。

 今こそ、天国に入るものになるのではなく、天国を造るものになるべきです。皆様!入教の動機がそうならば、今こそその動機に戻るべきであります。初めと終わりを結ぶべきであります。

 これは至って自然な道理であり、真理であり道です。入教の動機に嘘偽りが無かったとするならば今こそその動機に立ち帰って然るべき時です。

 さて、こういうプロセスを経て、果たして、お互いを許し合い、一つになれない様な「3男顕進兄さんと4男国進兄さん7男亨進弟」でありましょうか?

 だとするならば、そんな実子圏は、もはやお父様の子女とは言えません。これはもう話になりません。きっと、サタンもせせら笑う事でしょう。この様な怨讐を越えられないとすれば歴史に希望はありません。

 この様な苦言を敢えて呈するのは、同時に「3男顕進兄さんと4男国進兄さん7男亨進弟」であるならば、きっとお互いを許し合い、お互いが悔い改め、お父様の本当の事情圏に至り、必ずや一つになれる!という事を申し上げたいからなのです。

 それもこれも、まずもって、皆様の「1.13憲章」への賛同が必要なのです。これが、原理的な順序なのです。このプロセスを飛ばす事は出来ません。

 かつて、お父様はみ言で、「ユダヤ教はアベルでイスラエルの国はカインです。」と何度も解説されています。これは、一体どういうことなのでしょうか?

 今の私達に当てはめますと、真の家庭はユダヤ教内のトップを意味します。そして、1.13憲章に賛同する皆様はイスラエル国家の各分野のリーダー達を意味するのです。どちらも原理的要件を満たさなければならない重要な人々なのであります。

 ユダヤ教内のトップの家庭は、祭司の家庭としてのザカリヤ家庭でした。そして、そのザカリヤ家庭とヨセフ家庭は直系(洗礼ヨハネ)と傍系(イエス)を創造しなければならない宿命と運命をもった歴史的な家庭でした。それこそが、真の家庭を象徴しているのです。

 つまり、真の家庭こそがユダヤ教内の祭司の家庭であり、ユダヤ教内のトップ家庭そのものなのです。

 そして「1.13憲章」に賛同する皆様の立場は、直系と傍系創造を司るお父様の難しい立場と、その紆余曲折に直面する当事者である、直系と傍系の子女様全員を保護し、育成し、守ることのできる良き国民を代表する、まさに、イスラエル国家の模範的な各分野のリーダー達であり市民なのです。

 歴史には、教会と民族が創造原理を満たして国家を造ったという過去が一つも無いのです。これが問題なのです。創造原理的基準に到達した国家形態が無いのです。お父様は「国が無い!」と叫び続けて来られたのです・・・。

 皆様!私の言っている事は、特別な事でもなんでもありません。統一運動を愛し、参加している者として至極当然の事ではないでしょうか?

 私達は恒久理想平和の世界を創造する為に統一運動に参画しているのです。つまり、神の国を創ろうと人生を捧げてきたのです。

 私達は、統一運動の創始者である、お父様の呼びかけの意気に触れ、人類に先駆け民族を代表して和合統一を思い願って来たのではないですか。その本家本元が統一されなくて、どうして社会に和合統一を高らかに謳えるというのでしょうか・・・。

 今こそ、足元を見つめ直さなければなりません。

 過去は色々あったし、許し難い事象が多かった。本当に物悲しい辛い出来事が多かった。

 だとしても、何がどうだったとしても、今現在、分裂しかけている真の家庭が一つになれる様、声を上げて頂きたいのです。許していただきたいのです・・・。

 それとも、過去から色々あったし、許し難い事象があまりにも多かった。なので、本当に許せない!真の家庭だろうが何だろうが、この際、滅茶苦茶になって潰れてしまえ!と、思われるのでしょうか?

 そういう事を考えて許されるのは、精々、統一教会に反対する人々だけです。彼らは何も分からないから反対しているのです。彼らに罪はありません。むしろ私達に本当の和合統一を促して下さる、実に貴重で有難い方々です。

 現世の殆どの方は、統一教会に関心も無く、意識すら無いのです。皆様!天国は、まず、統一教会内に築かなければならないのです。

 皆様!今まで、お父様の愛する2系統の子女全てが、本当のお父様の御事情を知って、全てを悟って一つになれる一日がありませんでした。

 すなわち、洗礼ヨハネが全てを悟って、本当の直系の長子としてイエスを迎え入れた歴史が無いのです。イエスの立場に立っておられるお父様の庶子圏の子女様方が、日の目を見る事が出来ないでいるのです。

 これは、あの2000年前、歴史時代のイエスが洗礼ヨハネ故に殺されたという凄惨な事件の同時性を辿って来たのと同じなのです。

 神様は、ユダヤ教内とイスラエル国家にイエスをメシヤとして送ったのです。我々は、そんなユダヤ史の絶頂期に、頼りだった洗礼ヨハネ(直系)が失敗して、なんと、来るべきメシヤとしてのイエス(庶子)を葬り去ったという歴史を学んだのです。

 何を言いたいのかと申しますと、統一教会史でもその凄惨な事件は、悲しいかな、既に起きてしまったと言っているのです。ただ希望なのは、これをお父様の御存命中に蕩減復帰できるのです。まだ、チャンスがあり、本当の意味での最後の峠が設定されているのです。

 これで、全てが「清算」できるのです。本当に一発逆転の余地があるのです!・・・だとすれば、何としても成したいではないですか!そして、何としても、成さなければならないのではありませんか!

 統一教会史40年には、ユダヤ史とキリスト教史が厳密に内在しているのです。間違いなく「再現」されているのです。

 統一教会史に内在するかつてのユダヤ教と第一イスラエルに当たる人々は、あるいは、キリスト教と第二イスラエルに当たる人々は、今もって自覚がなく、神の立場に立たれたお父様が密かに送った、イエスの様な方、あるいは再臨主の様な方、そういった庶子圏の人々を無視し続けているのです。

 これは、イエスを認めず再臨主を認めず、却って殺した、あるいは殺そうとしたに等しいのです。

 皆様!聖書史は本当に統一教会内に再現しているのです!

 それもこれも、結局は、神様がその時々に頼りにした僅か数名の洗礼ヨハネ圏の人々がみ言を解く事が出来ず悟る事が出来ず、全てを分かって対処できなかったという問題だったのではありませんか。

 そんな、洗礼ヨハネの失敗を蕩減しようとすれば、これは、どれほどの辛苦を通過しなければならないでしょうか?今、顕進兄さんが敢えて悪者に立てられ、攻め立てられているでしょう?どれほどの苦悩なのでしょうか?

 根っからの悪者であれば、たたかれるのは自業自得というものです。

 問題なのは、悪くないのに誤解を受け、一方的に悪者にさらされるという事です。むしろ、良いことをしているのに悪者にさらされる事です。私達は歴史に学び、そういう事象に鋭敏に反応すべきです。

 皆様、今こそ、お父様の成される摂理のみ旨を見抜かなければなりません!お父様は敢えて分かって全てを仕掛け、蕩減復帰に必要なことのみを展開されているのです。無駄な事は一切されていません!

 なにはともあれ、今の顕進兄さんは、実子圏の長子であり洗礼ヨハネ圏の長男としての失敗を元返すべく、全ての辛苦を舐め尽さねばなりません。そして、事実、全ての諸悪を引き受けて、敢然と摂理とみ旨に立ちあがって下さっているのです。本当に素晴らしいのです。

 ただ、分からずに辛苦を通過できるのにも限界というものがあります。一日も早く、顕進兄さんに事の次第を理解して頂かなくてはなりません。事の次第を理解すれば辛苦は突然のごとく感謝に替えられるのです。

 これには、原理的な基台の準備と原理的な順序と秩序を通して成すという鉄則があるのです。人間的な憶測と計略で簡単にクリアできるというものではありません。まずもって、皆様の賛同の基台が必要なのです。

 そんなことはない!私が、直接顕進様に伝えれば良いのではないか!

 その様に考えるのは、本当の意味で蕩減復帰原理を知らないが為に思う一般の人々の発想であります。天宙創造以来、一寸一角の余地なく働き続ける原理原則を知らないが為の思考に他ありません。

 そもそも、お父様はメシヤであり、神と一体となった方であり全てを見通す事が出来る方です。何で、本当の事を言えないのでしょうか?そろそろ、私達は、こういった蕩減復帰に関する専門家にならなければなりません。

 皆様!これから、近日中に統一教会内に起こす、お父様の業に注目しておいてください。

 3男顕進様をどの様なプロセスをもって復権させて行くかを・・・。きっと、近いうちに本格的に、お母様と4男7男が大動揺する様に全てを導きだします。

 そして、お母様、4男7男側に立って従っているつもりになっている人々。そういった幹部リーダー達にありがちな認識があります。

 お父様にも分からない事は多分にあるらしい・・・。事実、都合のよい報告をしても咎められない・・・。本当に全てを知って見通しているのなら、私の計略を咎めてもよい筈なのに、咎められないということは・・・お父様とはいえ、全ては分かっていないのかも知れない。

 これは、浅はかです。

 お父様は必要とあれば、全てに通じる事が出来ます。その心の波長に合わせる技術をお持ちです。お父様という方は、本当に神そのものです。本然のアダムの到達した基準とは天宙の主管主であります。

 お父様は、そういった、適当な幹部の思惑すら摂理とみ旨に用いるのです。彼らの動機を用いるのです。

 今後、4男7男の取り巻きの幹部、お母様の取り巻きの幹部から、順次「大動揺」を起こしてゆかれるでしょう。そして最後は、3男顕進兄さんが復権せざるを得ない、という環境を落ち度なく準備して行かれる事でしょう。

 ところで、問題はその時の皆様の姿勢です。

 皆様は、どの様な心構えで真の家庭に関わっているでしょうか?

 果たして4男7男側ですか?それとも3男側ですか?

 あるいは私が提唱する「1.13憲章」ですか?

 これが問題です。現在、プログラムは粛々と進行しています。

 皆様!くれぐれも、アベル側だカイン側だと、ふらふらとお父様の顔色を見て動く者にならず、和合統一の主人として、最初から、一貫して「天国を造る側」に立って下さいます様お願い申し上げます。

 少なくとも、今この手紙を読んで頂いている皆様は、そういう方々である事を信じています。

【 権進様の第三の手紙 - 4 】へつづく


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