ドバイで乗った飛行機


イラニアン航空ちゃうなえー

ドバイからはすーっと行ったは


ドバイからはエミレーツやったんかなー?


記憶が曖昧や


なんしか、テヘランで人生を左右する

ショックを受けたんや



ドバイとは、比べもんにならん空港やった

ちいちゃいころ、親父の在所へ帰る途中の

米原の駅のような


国鉄の駅のような


昔の国鉄の駅やから、人はぎょうさんおるんやけど

にぎやかっていうより


我先、って感じやな


テヘランからタブリーズへ向かう飛行機は

ドメスティック空港へ乗り換え

さらに、半日ほど待たなあかんかってん


テヘランに着いたのは、よるやった

ドバイからテヘランは2時間やったかなー?


なんや、荷物引き取って、空港でてタクシーさがなあかん🚕



まえもって買ってたガイドブックには

白タクは危険なので、極力黄色い国際タクシーを利用しましょー

と、書いたった口笛


空港をでた

すると…





うわーーーっびっくり

うわーーびっくり


わーーーーびっくり







おいらは、なんかの有名人か?びっくり

なんや、こりゃ!びっくりびっくりびっくり


おいらと、同行のかたに一斉に人だかりができた

10人20人ちゃうよ、100人200人って感じ


なんやー!びっくり

なんか言うてるどーびっくり


聞けば、うちのタクシー乗ってくれと

アピールしてるらしい


子供に手を引かす

でっかいカートもってくるひと

じいさんが、しょぼくれながら懇願


さすがに女性はいない

イスラームだからね


そういえばひとつ思い出した

テヘランで飛行機降りる時

中国の女性が、来たまま降りようとしたら

CAさんにとめられ

スカーフ巻かれてた


女性は顔出し禁止です


なんて。こった



話し戻ってタクシー乗り場🚖

黄色いタクシーなんか一台もないえーん


本の嘘つき!


白タクしか

ないやん!ムキー支店長、帰ったらしばく!

総務課!ムキーぶっとばす!


と、奥歯噛みしめ一台のタクシーと交渉

日本語で今から、ここへ行きたいえー

あすの朝も迎えにきてえー


なんかわかったんかどーかわからんけど

白タクに乗ったキョロキョロ


同行のかたに

「大丈夫でっか」

「わかりません」


その同行のかた、英語はペラペラだが

イランの勉強全然してないのはテヘランの空港で

ドルを現地通貨リアルに換金したときにわかった


100ドルをリアルに換金されてた

びっくり


おいらは知ってた

ガイドブックで勉強済み

リアルよりドルのほうが好まれるから

あまり大きな金額を換金しないほうがよいと


100ドルも換金したため

ダンボール箱いっぱいのリアル紙幣が手渡された


びっくりびっくりびっくりびっくり


リアルからドルの換金はしらばっくれるのも

知ってたガーン



大量の紙幣と

共に、宿泊先へ


以外に市街はまあまあやった

ほめられたもんやないけど


まあまあやった


ホテル

ドバイとは、比べられん

特にトイレがひどい

汚いガーン


多分、絵理香ちゃんなら

トイレ入れない


紙がない


勉強済み、日本からちり紙持参

あちらの方、手で拭くんです

水がおいてありますガーン



なんか、花火のおとがする


違う?



女性は顔をおおう


女性と、話もしたらあかん


アルコール厳禁


これがイランかえー


翌朝、ホテルから空港へ

テヘランのドメスティック空港へ


わたし、助手席

運転手がやたらと、おいらのカバンを足元へおけと

すすめてくるので


おいた





空港へつくと

なぜか、おいらたちのタクシーの運転手が後ろから来たタクシーの運転手とケンカをはじめた


はあーガーン


おいら、とめにはいった

ふたりのあいだでもみくしゃになりながら

とめた

同行のひとも、心配そうによってきて

英語でなんかさけんで怒ってた


すると


おどろいた

ぼくらを乗せてきたタクシーが発車

突然





やられた


おいらのパソコンが入ったかばんと

同行のかたのリアルがはいったダンボールとパスポートのはいった手さげ

が乗ったまんまのタクシーが


走り去った


ガーンガーンガーン航空券もや










当時の携帯電話で、あ、パカパカのね

日本の旅行会社に連絡を試みたり

日本の事務所へ連絡したり





ニコニコ


あきらめてた

人の思うようなこと

思い通りになられんもんやニヤリ








すると




あら?

タクシー🚖

返ってきた





白タクの運転手が、なんか言うとる

身振り手振りで推測すると


「ホテルから空港まで、お前らを乗せた。俺たちは家に戻ったが、お前たちの忘れ物に気づいて、ここまで戻った。その運賃をまとめて払え」





ニヤリあほか?

要求額、日本円で400円ほど


お前らダンボール箱いっぱいの紙幣に気づいていない





ニヤリ



爆笑






もう、時間がないびっくり

こいつらの相手してるひまがない!


リアル束をダンボールから出して手渡すと

白タクの運転手びっくりしてた



そんなことどうでもいい!

いそげ!





そこで乗ったのが

イラニアン航空や






ニヤリ


猿芝居にひっかって

同行の方と


大笑いした笑い泣き笑い泣き




なれてきた


イランに



つづく


次回は、ノープロブレムといって仕事しないの巻