弱い自分 *4
「まこ、一回休憩してもいいんだぞ。
また頑張れるようになったら、
その時、また頑張ればいいんだから。
それは何も弱いことじゃない。
だから、ちょっと休もう」
廉の言葉でますます涙は止まらなくなり、
気づいたら泣き疲れて寝てしまっていた。
「・・・中程度の抑うつ状態ですね」
「診断書を書くので、
まずは1か月仕事を休んでください。
薬を飲んで様子を見て、
休む期間は調節していきましょう。
必ず良くなる病気ですから、
心配しなくて大丈夫ですよ」
原因不明の吐き気と倦怠感は
'抑うつ状態'と診断を受けた。
病院を転々としているなか、
ある病院で精神科の受診を勧められたのだ。
診断を受けた時は、頭が真っ白になり、
言葉も出なかった。
医師の説明に対してうなずくこともなく
ただただ涙が止まらなかった。
仕事を休まなきゃいけない。
職員や入居者にも迷惑をかける。
このまま辞めるしかないんだ。
家に帰り、
まずユニットのリーダーである
阿部さんに連絡を入れた。
阿部さんは
"職場のことは気にしないで
ゆっくり休んでいいから。
帰り、みんなで待ってるからね"
優しい言葉をかけてくれた。
私はこんなにも優しい人たちに恵まれている。
それなのに私は、
人に迷惑しか掛けられないと
落ち込んでばかりだった。
*恋、まこ*
今日も恋していますか?
次回もお楽しみに👌
