弱い自分 *5


「大ちゃん、私、抑うつ状態って病院で言われて

 仕事休むことになった。ごめんなさい」


「まこ?大丈夫か?なんでもっと早く・・・」


「ごめんなさい。私、頑張れなくて」


「まこ、自分のこと責めるな。

 自分はうつだって思ったら

 本当にうつになっちゃうぞ」


「大ちゃん、ごめんなさい」


「謝るなって!」


大ちゃんは口調を強めて、

怒っているように感じた。


「ごめんなさい、ごめんなさい・・・」


「あ~もう。まこ、謝るなってば。

 そんなに俺に謝ることあるのかよ」


やっぱり大ちゃんは怒っている。

あの時の私にはそういう風にしか

考えられなかった。

廉のことだ、廉のことを私は謝っているんだ。

大ちゃんと付き合っているのに、

大ちゃんじゃなくて廉を頼って、

廉に抱きしめられて、

廉が居てくれることに安心して。

私って何でこんなに弱いんだろう・・・。


「大ちゃん、もう別れよう・・・。

 もう大ちゃんと一緒に居れない」


「はぁ?急に何言ってるんだ?落ち着けって!」


「もう大ちゃんが好きになってくれた

 私じゃないの。

 私、大ちゃんと付き合っているのに

 他の男性と会った。その人に頼った。

 もう最低な女なの。どうしようもない女なの」


「どういうことだよ・・・」


「だから、もう別れるしかないの。

 バイバイ・・・」


私は一方的に電話を切った。

あんなに好きで、頑張って、頑張って

大人になろうとして、やっと付き合えたのに。

この幸せがずっと続くと思っていたのに、

自分から投げ出してしまった。

本当は、ずっとずっと、

大ちゃんに甘えたかった。弱音を吐きたかった。

辛かったなって共感してほしかった。

あの時の私は、もうパニックで

何も考えられないのに別れを選んでしまった。

大ちゃんは何も悪くない。

私が全部悪いんだ。

涙はいくら泣いても枯れない。

どんどん、どんどん溢れていく。

大ちゃんと出会って2年とちょっと

自分から別れを告げてしまった。



*恋、まこ*

今日も恋していますか?

まこが出した答え、、

ほんとうにこれでよかったのでしょうか?

次回もよろしくお願いします🤲