弱い自分 *6
数日後、廉は何も食べず、
ボロボロのなった私を引きずりながら、
千葉県の自分の家に連れて帰った。
僕がまこのこと支えるから、
僕が一緒に居るからと言って、
仕事の日も夜が遅いのに
ご飯を作って食べさせてたり、
夜中眠れなくてボーっとする私に
廉はちょっと散歩行ってみようと言って
嫌がる私を無理やりにでも外に出してくれたり、
休みの日にはドライブに連れてってくれたね。
ある日、私が死にたいって暴れたら、
強く抱きしめて、
私が思い切り叩いても
何も言わず抱きしめ続けてくれたよね。
全然笑わない私につまらないギャグを言って、
一人で思いっきり笑って、
まこもこんな風に笑ってって
笑わせようとしてくれたよね。
毎日、毎日なにもやる気が起きなくて、
ボーっと寝ている私。
何を食べても味がしなくて
美味しさを感じられなかった私。
全部、全部廉が認めてくれたから、
少しずつだったけど、
今日は何か食べようかな・・・
今日はテレビを見ようかな・・・
今日は洗濯機を回してみようかな。
そう思えるようになったんだよ。
廉は私が肉まんをつまんで
“あ、美味しい”って言ったら
泣きそうになりながら抱きしめてくれたよね。
廉もこんな私を見ているのは辛かったと思う。
でも、そんな私を突き放さないで、
側に居てくれて、
私は廉が居なかったらどうなってたか分かんないよ・・・。
「まこ、もう北海道戻らないで、一緒に居ないか?」
「うんうん。私、また今の職場で働きたい」
「帰るのか?」
「うん。働くために体慣らしていかないと!」
「・・・まこ、僕と付き合ってくれないか?まこのこと支えたい」
「ありがとう、廉。廉は私にとって大切だよ・・・でも」
廉は私のためにここまでしてくれた・・・。
でも、廉の告白を素直に受けられない気持ちがあった。
*恋、まこ*
今日も恋してますか?
次回もよろしくお願いします😊
