片想いの始まり *7



「大樹さんだっけ?

 そいつのこと好きじゃん。

 本当に惚れっぽいんだから。

 でも、そういうところ本当にかわいいわ() 

 大樹さんもライブに一緒に行きたかったとか、

 まこに気があるに決まってる!」


「いやいや、そんなことないでしょ」


「いや、絶対気がある!

 だって、実習で1ヵ月しか

 関わってなかった子だよ?

 興味がなきゃライブなんて誘わないし、

 ましてや、ラインとか電話なんてしないよ」


「でも、でも・・・」


「本当にバカ!

 気がない子にそんな深く関わる人いる?

 まこのこと、ほっとけないんだよ。

 もし、大樹さんが

 まこのこと好きじゃなくてそんな風に

 まこに近づいているんだったら・・・

 私はその男のこと許せない」


「澪ちゃん・・・ありがとう」



私は澪ちゃんに思わず抱きついた。

澪ちゃんは、笑いながら背中を

ポンポンと叩いてくれた。

澪ちゃんはいつもいつも優しい。

私が悩んでいる時も、

私が何をしたって話を聞いてくれて、

励ましてくれる。

私はこんな優しい友人に出会えて幸せ。

私も澪ちゃんのために何かしてあげたいし、

もっともっと頼ってもらえるように

なりたいなぁ・・・

私の恋はもしかしたら片想いじゃないんだよ?

澪ちゃんがそう言ってくれると

すごく自信が湧いてくる。

待ってるだけじゃなくて、

自分からも電話とか遊びに誘ってみようかな。

澪ちゃんがあの時、

私の気持ちを聞いてくれたから、

自分の気持ちを認めようと思えたんだよ。

出会った場所が実習だっただけで、

誰を好きになったっていいじゃんって

認めてくれたからだよ。ありがとう。



*恋、まこ*

今日も恋していますか?

これからもよろしくお願いします🤲

片想いの始まり 完。

次の章もお楽しみに😊