告白 *2

 

「・・・だって、だってひどいよ。

 私にそんなこと聞くなんて・・・」

 

「そんなことって?」

 

大樹さんずるいよ・・・

絶対、知らない振りしてる。

絶対、私の気持ち気づいてる・・・

 

「なんで、ずるいよ・・・。

 私の気持ちに気づいてるくせに」

 

「話が飛びすぎてる。

    ずるいってどういうことだ?」

 

「も~、私は大樹さんのこと

    ずっと前から好きだったの!

 なのに、お見合いしたって普通いうかな?

 大樹さん、

    私の気持ち気付いてて言ったでしょ?」

 

「えっ!?」

 

あっ・・・・、言ってしまった。

もう、私ってなんで言っちゃうかな?

恥ずかしい・・・

涙を拭いながら、

ぐちゃぐちゃになる顔は火照っている。

もう、電話切りたい。

もう連絡すらしてもらえなくなるんだ。

言うんじゃなかった・・・

 

「・・・。俺もまこが好きだ」

 

「うそ・・・」

 

「好きだ。嘘つくか!恥ずかしいわ。

 まこ、俺に興味ないと思ってた」

 

「そんなことない!好きだもん」

 

あっ、また言ってしまった・・・

 

「こんなことあるから言ってんのに。

 やばっ。めっちゃうれしい」


そう言って少し照れたように笑った。

どうやら、大樹さんは

私がいつも話を聞いてばかりで、

自分の話をしないから興味がないって

思っていたらしい。

二人ともこんな展開になるなんて

思ってもいなかった。

 

その後は、あの話をした時は~とか、

ライブの時は~とか、

お互いにどう思っていたのかを聞き合った。

 

大樹さんはそう思っていたんだね。

お互いの気持ちを確かめ合い、また、

少しかもしれないけど

大樹さんに近づくことができた気がした。

 


大ちゃん、あの時は沢山笑っちゃったね。

すごく幸せだった。

片想いだと思っていた恋が

両思いだったなんて・・・

自分だけで色々決めつけちゃってたんだよね。

相手に聞かないと分からないことって沢山ある。

あの時、恥ずかしかったけど

ちゃんと好きって言えてよかったよ。

ありがとう。

 

この日からもっともっと大ちゃんのことを

知って、好きになって、

もっともっと

幸せを感じることができるんだろうなって

私はそんなことしか考えてなかったの。

これか先、苦しい事なんてないんだろうなって、

単純な私はそう思ってたよ・・・


*恋、まこ*

今日も恋していますか?

次回もお楽しみに😊