私の好きな人 *4


2月末、澪ちゃんが関東での

面接を受ける日程が決まった。

私たちは面接終わりに東京駅で合流し、

1泊2日の卒業旅行をすることになった。

澪ちゃんの就職が決まりますように・・・。


今日は、澪ちゃんと合流する前に、

少しではあるが廉と会うことになった。

廉との待ち合わせ場所に着き、

どんな人なんだろうと楽しみに待つ。

すると、一人の男性が手を挙げながら

駆け寄ってくる。


「まこちゃんですか・・・?」


「そうだよ?廉?」


「あ~よかった。廉太郎です。

 改めましてよろしくお願いします」


「あぁ() こちらこそよろしくお願いします!

 相変わらず、硬いね~()


「あ、ごめん!やっぱり緊張して・・・」


「いいよ、面白いから() 

 あ!そうだ、これどうぞ♪」


「えっ、何これ?」


「前、御守りくれたでしょ?

 それで本番も頑張れたから、そのお礼!」


「いや~、そんなの良いのに・・・

 まこが試験頑張れて、よかった!」


「本当にありがとうね。

 ほらほら、早くあけてみて!」


「うん」

私が急かすと、廉はすぐにプレゼントを開けた。


「えっ・・・めっちゃ可愛いネクタイ。

   まこ、センスいいな()


「でしょ、でしょ?廉に似合うかなって!

    仕事は作業服だけど、

    たまに会議でスーツ着るって言ってたから」


「ありがとう、まこ!

 大事な時にこのネクタイしたら、

 頑張れるよ・・・」

 

廉はニコッと笑った。

緊張でガチガチだった廉がやっと笑ってくれた。

少しは緊張解けたかな?


その後、私たちはお喋りしながら、

ドライブをした。

都会を車で走るのは初めてで、

大きな建物を見上げる私を見て、

廉は爆笑していた。

 

「わぁ~都会でも海見れる場所あるんだね~」


「あるに決まってるだろう()

 千葉県だって海に面している」


「そうだった!

 さっきまで建物ばかりなのに、

 急に海なんだもん()

 でも、すぐ海沿いをドライブ出来ていいね!」


「だろ!海好きにはたまりませんよ!

 少し寒いけど、海沿い散歩するか?」


「うん!散歩したい!」

 

私たちは車を止め、海沿いを歩くことにした。



*恋、まこ*
今日も恋していますか?

次回もよろしくお願いします💓