幸せ *1

 

季節は流れ、春を迎える。

無事に国家試験を合格し、大学を卒業した。


新社会人として、札幌近郊の高齢者施設で

介護の仕事を始めた。

慣れない環境のなか覚えることばかり・・・。

自分が思っていた以上に仕事量は多く、

時間に追われてヘトヘトだった。


しかし、私の指導者の阿部さんは

介護技術を細かく丁寧に教えて下さる。

その熱意に応えようと必死に頑張っていた。

阿部さんはいつも私を気遣って、

悩みとか聞きたいことあったら何でも話して、

話しにくかったらロッカーにメモとか

残してもいいからと言ってくれていた。

とても優しい先輩に出会えて、

安心して働くことができている。

介護技術に乏しい私は、見様見真似で入居者の介助を行い、体で介護技術を覚えていった。2か月を過ぎる頃には一人でユニットを任された。

 

大ちゃんとはあれ以来、

前のように普通に連絡を取り合えている。

廉とも今まで通り、友達として

連絡を取り合っている。

とても充実した日々を過ごしていた。

 


“まこ。来週札幌の行くんだけど、会える?”

 

大ちゃんからのメッセージだ。

私はシフトを確認し、

“会える”と返信を送った。

4か月ぶりの大ちゃん。

働き始めてもう3か月が経つんだな。



*恋、まこ*
今日も恋していますか?
久しぶりの更新になってしまいました。
まだまだ続きますのでよろしくお願いします🤲