日曜日はニセコへ行ってきました
去年ワイスホルン登山口から硫黄鉱山跡地へ抜ける林道が笹刈りされて開通した、との情報があり、じゃあ行ってみよう！となったからです
データがなかったので詳しい距離と時間がわかりませんが、そんなに高低差のないところなので余裕だろう、と思いました
今回のメンバーは、私と姉を含め女４人です
計画としては、ワイスホルンの登山口から硫黄鉱山跡地に抜けた後にイワオヌプリへ登り、イワオヌプリの登山口から出てくる予定です
そのため、車を２台イワオヌプリの登山口に残し、私の車でワイス側の登山口へ行きました
道道５８号のワイスホルン登山口から林道を車で奥まで進むと、車が２～３台くらい置けるスペースがありました
そこからスタートして林道へ・・・
と思ったのですが、林道らしき物が見当たりません
え、ここ？ここに入って行くの？
どうやら、すっかり草が伸びてしまったらしく、林道の入り口がふさがれていました
そこを無理矢理入っていくと、確かに昔林道だったっぽいスペースが現れました
でも草だらけ
この草、茎がトゲトゲしていて服にひっかかります
この花なんだろう？
草で足元がよく見えないのですが、地面は水でぐちゃぐちゃでした
何も考えずに歩くと浸水します
足を置く場所をよーく見極めながら、さらに藪漕ぎしながら歩きました
あ、何かの山が見えた
小さな川、というか流れる水を渡るところがいくつもありました
とにかく草だらけ。このような道が数ｋｍほど続きました
ワイスホルンが見えました。ワイスホルンは基本的に冬しか登れない山です
開けた場所に来ました。一気に開放感が出ました
滑るので注意して下りる
鉱山跡地から流れてくる川が出てきました
水質はともかく、見た目は透明できれいです
鉱山跡地に来ました！
昔使われていたレンガが落ちています
この硫黄鉱山は、明治から昭和初期にかけて採掘されていました
当時はたくさんの人がここに住み、温泉や映画館、学校などさまざまな施設が建っていたそうです
今は何もない大変静かな場所なのに、１００年くらい前は賑わっていたと思うと不思議です
でも、人が暮らした痕跡がそこかしこにありました
手水桶？
中には瀬戸物の破片が
今は木が繁茂しているけど、当時はもっと広くて建物がいっぱいあったことでしょう
土を掘ったらいろいろな物が出てきそう
透明な川（奥）と白い水の川（手前）
川の中にレンガが散らばっていました。それはもう、広範囲に
後から調べたところ、当時の写真を発見しました
写真を見るとやはり建物がたくさんありますね
本当にここに町があったんですね
ちなみに、岩雄登はイワオヌプリと読みます（現在）
当時の写真はあと２枚ありますので、次回紹介しようと思います
続く