ヤバかった尻別岳その2 雲海・うさぎ・果てしない急斜面 | 帰還せよ

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相当なレベルの急斜面が続く、開通したばかりの尻別岳喜茂別コース
 
今まで登った山の中では一番きつい、と言っても過言ではないレベルで急斜面が続くルートでした
 
私は中盤くらいですっかり疲れて、無の気持ちで登っています
 
みんなと話しながら登りたいけど(喋る元気はない)、足の遅い私はずっと遅れ続けているのでみんなの姿が見えません
 
 
突然現れた大きな岩
 

 
 
汗がだくだくでしたが、動かなければひんやりするくらいの低い気温だったので助かりました
 
30度あったら無理だったかも
 
 
ずーっとこんな感じの急斜面が続きます
 

 
 
岩の間に開いた窓
 

 
 
ちょっと行ってみたいけど、行く元気なし
 

 
 
苔むした昔のロープ
 

 
 
なんか上の方が明るい!
 
急斜面がやっと終わるのでしょうか
 

 
 
雲の上から羊蹄山が見えました
 
地上からは見られない光景ですね
 

 
 
山頂近くなってようやく斜面の角度が減りました
 
普通に坂だけど、今までの急斜面と比べたら軽いものです
 
 

ここにうさぎがいます

 
 
 
 
やっと山頂に着きました!
 
尻別岳、1107m
 

 
 
いやー、きつかったです
 
片道たった3kmの道のりですが、3時間20分くらいかかりました
 
そのうち約1.3kmの間で約600mくらい上がりました
 
辺り一面雲だったけど、雲の切れ間からいろいろ見えました
 
 
真狩村かな?
 

 
 
こちらは洞爺湖。雲がなければ少し水面が見えます
 
山々は有珠山です。左のちょこんと尖った山は昭和新山
 

 
 
登山道にいたウサギ
 
 
 
 
山頂には、ルスツルートから来た2人組がいました
 
それ以外は全く誰にも会いませんでした
 
気候は穏やかで、時折流れてくる雲が涼しい風を運んできました
 
 
 
昼食を取ってから下山することにしました
 
下りも急斜面で時間がかかりそうです
 
しかも泥が滑りそうで怖いです
 
 
雲海
 
 
 
ロープのあるところは速く下れます
 
でも、何度か滑って転びました
 
ロープを握りながら転びました
 

 
 
おそるおそる下りてくる姉
 
姉も何度も転びました(笑)
 

 
 
雲の下に来ると町が見えてきました
 
雲の上側と下側が見られて得した気分です
 

 
 
 
車に戻ると、まずズボンを履き替えました
 
泥だらけだったからです(笑)
 
姉もお尻に泥がついていたので、レインウエアを敷いて座っていました
 
 
 
きつかった尻別岳の急斜面登山
 
翌日は朝から全身筋肉痛でした
 
普段は24時間後から筋肉痛が始まるので、よっぽど筋肉が疲れたんだと思います
 
大雪山の時でもここまでの筋肉痛にはなりませんでした
 
でも逆に、膝はなんともありませんでした
 
 
 
今回の記録。一番下の図の急角度に注目です