雪のシャクナゲ岳へ2 急斜面の後の山頂ビュー編 | 帰還せよ

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4月中旬、残雪を求めてニセコのシャクナゲ岳を目指した私達
 
チセヌプリスキー場から上がり、ようやくチセヌプリとシャクナゲ岳の中間地点まで進んできました
 
そこは、4月とは思えぬ白い世界でした
 
 
斜面の途中から見たシャクナゲ岳(一番左)
 
 
 
後ろからゆっくり上ってくる姉(こちらの山はチセヌプリ)
 
 
 
いい景色の中を歩くのって最高ですね
 
 
 
PM2.5が『やや多い』日だったけど
 
 
 
一人でシャクナゲ岳の山頂を目指す私
 

 
 
 
ついに、待望のシャクナゲ岳が目の前に
 
広角カメラでは絶対伝わりませんが、ヤバい急斜面です
 

 
 
斜面に取りついて上を見上げたところ
 
 
 
ちょっとバランスを崩しただけで後ろに倒れてしまいそうなくらい急なので、前傾姿勢で一歩一歩ゆっくり進みました
 
雪がザクザクで助かりました
 
少しでも固かったら上れないくらいの急斜面でした
 
でもすぐにズルっと後ろに滑ります
 
一歩ずつ蹴り込むようにして、ちょっとずつ足場を確保しました
 
ストックも使って3点保持しながらの歩みです
 
万が一後ろに転んだら一気に下まで滑り落ちることでしょう
 
ま、例えそうなったとしても下まで行って止まるだけなので怪我とかはしないと思います
 
 
横を見ると急斜面度合いがわかります
 
 
 
ここの斜面は本当は草木と大きな岩に覆われていて、夏場は手を使ってよじ登る山です
 
↓夏の姿
 
 
夏のシャクナゲ岳登山の話はこちら
 
しかし冬はつるーん。同じ場所でも全然違うので2度美味しいです
 
 
 
↓これは必死に上っている私
 
最後の上りは標高差約80mです(写真ではわかりにくいですが、これはまだだいぶ下の方にいます)
 
 
 
 
やっと上まで来ました!
 
振り向くと、チセヌプリの向こうにアンヌプリと羊蹄山が並んでいるのが見えました
 
青い矢印は姉がいる辺りです(小さくて見えない)
 
 
 
ちなみに、夏はこう見えます
 
 
 
 
シャクナゲ岳の山頂は、奥の方まで続いていました
 
誰かいますね
 
 
 
着いたー
 
シャクナゲ岳、1074m
 

 
 
さらに下から二人の人が来ました
 
スキーで上っています
 
 
 
山頂にいた人に、目国内岳の左奥にある山が何か聞いてみました
 
すると、蘭越幌別岳と天狗山だよ、と教えてくれました
 
 
 
だいぶ雪が解けてきたようで、山頂はハイマツが少し出ていました
 
 
 
山頂は360℃の展望でした
 
存在感抜群なのはチセヌプリ、アンヌプリ、羊蹄山
 
 
 
アップ。この日はアンヌプリも羊蹄山も人が多かったみたいです
 
 
 
海の向こうに積丹半島
 
 
 
目国内岳~岩内岳~日本海。手前には白樺山
 
 
 
こちら側は本当はハイマツなどで見えにくいのですが、冬はハイマツより高いところから見られるのでお得です
 
1か月くらい前だともっと高かったことでしょう
 
夏の姿
 
 
ニセコの町も一望。せっかく晴れているのにちょっと霞が多いのが残念です
 
 
 
山頂動画

 

 

 
 
冬のシャクナゲ岳山頂は素晴らしい景色でした
 
周りが全部白く輝いていて、最高に明るかったです
 
 
 
次回に続きます~