夏より冬に行きたい春香山 その2 | 帰還せよ

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春香山登山の話の続きです
 
道なき道を進む冬の春香山は急斜面の連続でした
 
 
急斜面を上る私
 
 
 
 
この日は気温がプラスだったので、スノーシューの金属部分に雪がくっついて雪玉状態になっていました
 
雪がつかないよう金属部分に防水スプレーをかけておいたのですが、しばらく歩くと防水効果が取れてしまうのです
 
雪玉を取ろうにも、がっちりくっついているのでなかなか取れません
 
 
 
重たいうえにバランスが悪くなるのでいつもは非常に邪魔なのですが、急斜面を上っている時はかかとが上がってアキレス腱が伸びすぎないので、逆に楽でした
 
 
 
 
 
さて、春香山手前の和宇尻山の山頂で思いがけないことが起こりました
 
それは、
 
「ここまでにしてもう帰ろう」
 
と姉が言ったことです
 
 
え、春香山まであと少しなのに
 
 
 
ただ、姉がそう言う理由も分かりました
 
強風が吹いていたからです
 
強風のせいで、体感では気温が10℃以上も低く感じられました
 
防寒をしっかりしないと危ない感じです
 
この強風は午後になるにつれて強くなる予報だったので、多分春香山の山頂でもかなりの風を浴びることでしょう
 
しかも、3kmほど歩いてやっと和宇尻山まで来たのですが、ここまで時速約1kmという遅さでした
 
春香山まであと1kmほどあるので、往復すると2時間近くかかってしまう可能性があります
 
そして私達は久々の標高差&急斜面で結構疲れていました
 
これは、無理をしないに限ります
 
やっと春香山に登れると楽しみにしていましたが、あきらめて撤退することにしました
 
 
手稲山をいつもと違う方向から望む
 
 
 
 
この頃、春香山から続々と人が戻ってきていました
 
団体さんもいて、ざっと10人以上とすれ違いました
 
皆さんソリを持っていて、次々と滑って行きました
 
 
下りはよい景色を眺めながらソリで
 

 
 
急斜面すぎてソリがとっても怖いです
 
 
 
他のグループの人達もソリ滑り
 
 
 
急斜面すぎてコントロールできない私
 
 
 
別の団体さんにも遭遇
 
 
 
春の準備をしている木
 
 
 
行きで迂回したところを間違って、急斜面を下りることになってしまいました
 
 
 
激ヤバ急斜面でした
 
 
 
最後は尾根から谷間に向かって下りました
 
雪が深めだったので、ソリのスピードが出なくて安全に滑ることができました
 
 
道路には馬が
 
 
 
 
危険な斜面が多かったためか、下りのスピードは時速2kmでした(笑)
 
春香山まで行けなかったのは残念だったけど、たくさんの人がソリで滑る人気の山だということがわかりました
 
夏か冬かわからないけど、いつかまた春香山にリベンジしたいと思います