母校ノートルダム清心の後輩がオリジナルふりかけ「きよこ」開発♪「ごはんを美味しく楽しく食べる」 | 風呂敷研究家 つつみ純子の和文化研究所 

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風呂敷文化研究家・和文化コンシェルジュのつつみ純子です。風呂敷を通して、日本文化と日本人の知恵をお伝えします。風呂敷講座の他、日本文化や和にまつわるセミナーも開催しております。

嬉しいニュースが届きました♪
 
私の母校のノートルダム清心の
生徒さん達が自分たちの食生活に
ごはんを食べることが
少ないことに気づき、
「ごはんを美味しく楽しく食べる」
ために、考え、開発したのが、
このオリジナルふりかけ「きよこ」

以下、広島ニュースTSSより

広島の企業と女子校がコラボし

新たな「ふりかけ」が完成しました。

 

もっと白ご飯を食べようと始まった

プロジェクトでしたが、

栄養素を考えるだけにとどまらない

「食育」の大切さがありました。

食卓でお馴染みのゆかり・あかり・

かおりのふりかけ三姉妹。
今月、ここに非公式ながら

『妹』が誕生しました。

 

その名も「きよこ」。

ラベルにはほかほかご飯、そして

この三角は…制服の「襟」です。

 

ふりかけを手掛けた広島市西区の

ノートルダム清心中・

高等学校の生徒たち。

 

まもなく創立75周年、伝統ある

中高一貫の女子校です。

 

去年秋から始まったふりかけを

作るという一大プロジェクト。

 

そのきっかけは生徒の

「食生活」にありました。
高校2年生のランチタイム。
栄養満点の手作り弁当を

食べる姿がほとんどですが

話を聞いてみると…

【生徒】
「夜お米食べません」
「えっダイエット?」
「家に帰るの10時くらいで

『もういいかな』って」
「炭水化物って夜食べたら

太るイメージ」

夕食が遅くなると

”白ご飯を控える”

体重を気にする年頃の

女子高生の実態が見えました。

 

家庭科の授業で、

自分の食生活と

改めて向き合います。

 

自分に足りていない食品は

何なのか。
一日の食生活を入力し

栄養素を数値化します。

【先生】
「穀類が足りてなかった人は

手を挙げて」
「結構いるね」
「穀類が足りない理由が

思い当たる人?」
【生徒】
「夜ごはんの時に白ご飯を

食べていないのでそれで

足りなかったのかな」

成長期の生徒たちに

足りていないのが白ごはんを

はじめとする穀類でした。
見守っていた先生も生徒の

食生活に驚きを隠せません。

【家庭科・筒井至先生】
「思っていた以上に穀物を

食べてないんだなってことが

わかって、ご飯をおいしく

食べられるように女子高生が

食べやすいふりかけを

考えていこうと

生徒が動いています」

 

「ゆかり」で有名な

三島食品が社会貢献の

一環として特別に全面協力。

 

『白ごはんをもっと

食べたくなるふりかけ』

 

大切な味を決めるのは

高校調理部の生徒です。

 

提供された材料を思い思いに

調合し味を比べます。

「食べてみようか」

「ピンク入れよう」

「色がね」
「可愛いよね」
「色が全然違う」
「塩分が多くなりがち」
「ちょっとからかった」
「からくなりがち」
「欲しいものを全部混ぜると

味がごちゃごちゃになる

引き算も結構大事」

調理部の生徒には

特別な思いがありました。

 

コロナ禍に翻弄された

学校生活、感染症対策で

調理部は事実上、

活動休止に…。

「レシピをみんなで話合うのは

あったけどコロナが明けたら

作りたいねって言ってたけど

実際には作れなくて」

 

「なんかいっこ大きなこと

やりたかったから

いいタイミング」

カツオをメインに5種類の

素材を選び、多めに入れた

ゆかりで爽やかさをプラス。

 

煎り米のあられが

アクセントとなり

食感も楽しめます。

 

容器を決めたのは

生徒会長をはじめとした

審議委員会。

【生徒】
「持ち運べるみたいなのが

コンセプトみたいな感じで」
「袋タイプも

考えたんですけど…」
「形に残るものがいい」
「ビンだと形に残るから」
「ひとつの商品を作るのに

パッケージやら中身やら

いろいろなやらないと

いけないことがいっぱい

あっていい勉強になりました」

生徒の投票により

名前とラベルも決定。

 

こだわりの詰まった

ふりかけの完成が迫ります。

 

生徒の思いにこたえようと

ここから先は地元企業が

力を発揮します。

 

予想を超える反響で

生徒だけでなく卒業生からも

注文が相次ぎ発注は

なんと7500本。

 

大量生産ができない

商品のため最後は

手作業で仕上げます。

 

学校名の「清い心」に

ちなんだ「きよこ」は

みんなの熱意から

生まれました。

 

今月中旬、完成したばかりの

ふりかけが届けられました。

【三島食品担当者】
「おまたせしました。

きよこが参りました」
「お~!」(拍手)
「かわいい!」
「かわいいよ」
「めっちゃ”清心色”」

生徒会はラベルに大満足、

一方、調理部は…

「シソが一番上にある」

「中身」が気になります。
炊き立てのご飯で試食。

【生徒】
「お、めっちゃいい匂い」
「お~!え、きれい」

見た目の鮮やかさも

相まって食欲をそそります。

【生徒】
「おいしい」
「すごい箸が進んじゃって

すぐ食べきっちゃって

おいしかったです」
「今回の試行錯誤で自分たちが

どういう考えで自分たちの

食べるものを決めているか

考えるようになった」

【筒井至先生】
「自分たちが抱える食の問題に

気が付いて何とかしたいという

思いがあった。

今食事をしている姿を

見たんですけどこの子たち

中学のうちはコロナ禍で

(食事中に)会話しては

いけませんという

いろんな制限があったので、

楽しそうに食べている

様子をみると胸にジーンと

来るものがありました」

「食育」は栄養素を考える

だけではありません。

 

ご飯をおいしく、そして

何より「楽しく」食べる。

 

ふりかけづくりを通して

気づいたのは、コロナ禍で

失われつつあった

食事風景の大切さでした。

【スタジオ】
中身はこんぶ・かつお・

煎り米・ゆかり・ごま。

 

安部さんさんぜひ試食を!

【コメンテーター:

元カープ安部友裕さん】
「パッケージが可愛いですね。

香りが凄いです。

口に運ぶ瞬間から紫蘇の香り、

そしていりごまの豊かな

香ばしい香りですかね。

歯ごたえもサクサクっと来て

美味しい。きよこいい」

【コメンテーター:J

ICA中国・新川美佐絵さん】
「サクサクのいり米の食感と

ゆかりがすごく軽いんですけど、

海苔の磯の香りがします。

すごく優しい色がいいんです」

今年5月に行われる

ノートルダム清心中高等学校の

学園祭で数量限定ながら一

般にも販売される予定

だということです。

 

後輩たちの企画開発を

社会貢献として手助けして

くださった三島食品さん、

有難うございます♪

ヤフーニュースにも♪

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