お薦め本「あい〜永遠に在り」高田郁♪風呂敷ブログ継続5265日目♪ | 風呂敷研究家 つつみ純子の和文化研究所 

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風呂敷文化研究家・和文化コンシェルジュのつつみ純子です。風呂敷を通して、日本文化と日本人の知恵をお伝えします。風呂敷講座の他、日本文化や和にまつわるセミナーも開催しております。

訳あって本ばかり読んでいますが、

お気に入りは高田郁さんの小説。


どれも好きなのですが、

「あい」の生き様に胸を打たれました。

「あい〜永遠に在り」高田郁 

幕末から明治にかけての名医師で、
栄耀栄華を謳歌できる人だったのに、
在野で貧しい人達からは診療費を取らず、
常に弱い立場や差別される人の気持ちに
寄り添い、「関大名人」として
慕われた「関寛斎」。

それだけでも凄いと思うのに、
72歳で北海道陸別の原野開拓に
全財産を投じ、開拓の祖と呼ばれた
「関寛斎」の妻「あい」が主人公の物語。

「関寛斎」は勿論素晴らしい人格で、
数々の偉業を残した人ではあるが、
その選択は常に崇高で見事なれども、
あまりにも険しく厳しい道ばかりで、
読んでいて胸が痛くなった。

しかし、「あい」は、どんな時も、
常に明るく前向きに受け止めて、
妻として母として、溢れる程の慈愛を
夫や子どもに与え続けた。

「関寛斎」が成し遂げた偉業は、
常に妻の「あい」の献身的な愛に
支えられていたからこそ、だと思う。

「あい」についての資料は、
殆どないに等しいのだが、
寛斎の「婆はわしより偉かった」
という言葉がそれを伝えている。

「関寛斎」を支援し続けた実業家、
濱口梧陵の言葉
 人たる者の本分は、
  眼前にあらずして、永遠に在り。」
その生き様が心に染みる作品でした。

 あらすじ(角川春樹事務所HPより) 

上総の貧しい農村に生まれたあいは、

糸紡ぎの上手な愛らしい少女だった。

十八歳になったあいは、運命の糸に

導かれるようにして、ひとりの男と結ばれる。

男の名は、関寛斎。

苦労の末に医師となった寛斎は、

戊辰戦争で多くの命を救い、

栄達を約束される。

しかし、彼は立身出世には目もくれず、

患者の為に医療の堤となって生きたいと願う。

あいはそんな夫を誰よりもよく理解し、

寄り添い、支え抜く。

やがて二人は一大決心のもと

北海道開拓へと踏み出すが……。

幕末から明治へと激動の時代を生きた

夫婦の生涯を通じて、愛すること、

生きることの意味を問う感動の物語


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