土曜日は食育ブログ♪お月見のお団子♪ブログ5236日目 | 風呂敷研究家 つつみ純子の和文化研究所 

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風呂敷文化研究家・和文化コンシェルジュのつつみ純子です。風呂敷を通して、日本文化と日本人の知恵をお伝えします。風呂敷講座の他、日本文化や和にまつわるセミナーも開催しております。

 

2023年9月29日は、「中秋の名月」、

十五夜で美しい満月を見られました。


ところで、お月見にはお団子を

お供えしますが、それは何故でしょう?

古来、日本では光り輝く月は

神そのものと考えられ、

平安時代には、月を眺め愛でる行事が

行われるようになりました。


月が美しく見える中秋の頃は、

秋の収穫の季節でもあります。


月に祈りを捧げる際に供えた収穫物が、

次第に米から作ったお団子に

変わっていったと思われます。


収穫物の中でも、

米は日本人の命を繋いできた

貴重な穀物です。


その米から作った上新粉で作るお団子は、

人々にとって最上のご馳走だったでしょう。


お月見に供えられるお団子が丸いのは、

欠けるところのない満月に、不老不死や

豊作など吉祥の祈りを込めたとも、

中国の月餅に似せたとも言われています。


また旧暦八月の十五夜の頃は、

里芋の収穫の時期でもあり、

芋名月とも呼ばれ、

里芋も一緒にお供えをしました。


その名残なのか、関西のお月見団子は

紡錘形の団子に漉し餡をのせた、

里芋を模したような形状が多いのです。


ちなみに旧暦九月の十三夜は、

栗や豆の収穫時期なので、

栗名月や豆名月とも呼ばれました。


お団子と共に、ススキをお供しますが、

何故ススキなのでしょう?


本来は収穫を感謝してのお供えなので、

お団子と共にお供えするには、

稲穂を飾りたいところです。


しかし、この時期、既に稲穂は

収穫してなくなっています。


そのため、稲穂が実った形とよく似た

ススキを代りにお供えするように

なったと伝えられています。


元々、ススキは茎の中が中空で、

神の宿り場と考えられていて、

月の神様をお招きする依り代

(よりしろ)でもありました。


またススキの切り口は鋭いため、

厄災や悪霊から収穫物を守ってくれる

魔除け厄除けとも考えられていました。


日本の秋の風物詩、「お月見」にも

稲作が深く結びついていることが分かります。

今年は手作りお月見団子!

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