布の中央に円を取る丸取り。
色々な丸取りの中でも、
実に見事でよく出来ている、
と思うのが、この構図。
日本の四季の花鳥風月の移ろいは、
そのままでも素晴らしいのですが、
この丸窓のように一部を切り取ると、、
余計に一瞬の美しさが引き立ちます。
この柄は京都の源光庵の丸い窓、
「悟りの窓」を模しているかと
思われますが、ここの構図は、
日本のふろしきに丸取りとして
昔からあるのです。
普段の生活の布ふろしきにも、
細やかな美を取り入れて
使って来た先輩達の
慎ましくも豊かな心を感じます。
大きなスイカの切り口をおいた
夏を表現できる印象的な柄です。
こちらは某中学校の30周年記念で
作られたオリジナル風呂敷です。
同校の校章でもある梅、
大空に羽ばたく鳥、
それぞれが、水と親しむ区の
イメージの白でくっきりと
染め抜かれた柄です。
鳥が繋がって、全体が
梅の花の形になっていますが、
これも真ん中に丸く
モチーフをとった構図なので、
丸取りの変形です。
大きな梅のかたどりの中に
小さな丸い梅が散りばめられ、
全体として大きな円の
イメージに作られた
素敵な作品です。
風呂敷ブログ継続 3464日
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