風呂敷の構図♪丸取りの風呂敷♪丸窓柄・すいか柄・七宝繋ぎ柄・梅形 | 風呂敷研究家 つつみ純子の和文化研究所 

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風呂敷文化研究家・和文化コンシェルジュのつつみ純子です。風呂敷を通して、日本文化と日本人の知恵をお伝えします。風呂敷講座の他、日本文化や和にまつわるセミナーも開催しております。

布の中央に円を取る丸取り。

 

色々な丸取りの中でも、
実に見事でよく出来ている、
と思うのが、この構図。
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日本の四季の花鳥風月の移ろいは、
そのままでも素晴らしいのですが、
この丸窓のように一部を切り取ると、、
余計に一瞬の美しさが引き立ちます。

 

この柄は京都の源光庵の丸い窓、
「悟りの窓」を模しているかと
思われますが、ここの構図は、
日本のふろしきに丸取りとして
昔からあるのです。
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普段の生活の布ふろしきにも、
細やかな美を取り入れて
使って来た先輩達の
慎ましくも豊かな心を感じます。
 
こちらは、中央にドカンと
大きなスイカの切り口をおいた
夏を表現できる印象的な柄です。
大スイカ柄1

こちらは円の中が七宝繋ぎの柄が

又円で中央まで繋がる柄。

七宝文小ふろしき

風呂敷の包みの多くは、

包むと真ん中が下になり、

円が隠れてしまいますが、

柄の変わり目を上手に

出すと二色使いが出来ます。

 

こちらは某中学校の30周年記念で

作られたオリジナル風呂敷です。

同校の校章でもある梅、

大空に羽ばたく鳥、

それぞれが、水と親しむ区の

イメージの白でくっきりと

染め抜かれた柄です。

鳥が繋がって、全体が

梅の花の形になっていますが、

これも真ん中に丸く

モチーフをとった構図なので、

丸取りの変形です。

 

大きな梅のかたどりの中に

小さな丸い梅が散りばめられ、

全体として大きな円の

イメージに作られた

素敵な作品です。

風呂敷ブログ継続 3464

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