おじいちゃんの時計のコチコチいう音を聴きながら
昨夜は 幸せな眠りにつきました

私が幼少期に育った家にも
柱時計があって
私は その時計で
時間と時刻を教わったのでした

10歳のとき 引っ越すことになって
家族が その時計は壊れてるから置いていく
と言って
古い家の柱につけたまま引っ越してしまい

やがて 木造市営住宅は壊されて
新しくマンションが建ったのやけど
私のノスタルジーの中で
柱時計とのお別れは つらいものでした
引っ越してから 一度
学校の帰りに
お母ちゃんには内緒で
電車に乗って 見に行ったんやけど
鍵がかかった玄関の扉の隙間から
家の中をのぞいて…
柱時計は見えなかったけど…
私が一番幸せだった頃の思い出が詰まった
その家の中を見た時
ひとり 泣いたのでした
いま
その場所はマンションの庭の 小さな公園になっていて
それが せめてもの救いに感じています
門になっていた 2本のニセアカシアの木も
そのまま残っているのです❣️照れ

なので

柱時計の音は 私を幸せにしてくれるのです♪
何も悩みがなかったときの
天真爛漫な私が
還ってくるみたいで…

昨夜はぐっすり眠れました照れ