千秋楽から、、、 | 倉冨尚人オフィシャルブログ「夢追人の挑戦」Powered by Ameba

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皆さん、こんばんわ
倉冨尚人です


皆さん、もう今年も残り1ヶ月になり
やり残した事とかありませんか。

まだ、大丈夫!!!


来年に向けて今からでも遅くない!
やりたいと思った事は、その時に
やっちゃおう精神でいきましょ!(^^)




さて、舞台「こっちとそっち」も
無事に幕を降ろしました。


ご来場頂いた全てのお客様、
誠にありがとうございました!!



如何でしたか?




舞台を終えてちゃんと自分の言葉で
皆さんに伝えたくて時間がかかっちゃって
ごめんなさい。



さぁ、今作のテーマでもある孤独と繋がり。

そしてこの言葉。

「あなたにとって自分を含めた人間の中で誰が一番大切ですか。」




顔合わせの日から、この一ヶ月半ずっと
僕自身も考えていました。





田中という人間を演じるうえで
倉冨尚人という1人の人間として。





先に僕の現状の答えは






自分でした。



自分を大切に出来ないという事は
他の人を大切に出来ないと思った。



あくまでも想像の話しをするけど、
目の前で車に轢かれそうになってる人が
居たのを見て助けたいとは思う。


それがましてや自分にとって大切な人なら尚更。




でも、自分の命を捨ててまで助ける事は出来るのだろうか。






即答出来なかった。




自分の命も相手の命も助けたい。

そう思った。






これは、かなり極端な話しかもしれないけど
今回演じた田中は自分の大切な人なら
省みず助ける人間だ。





田中という人間を生きる上で
その差に特に苦戦した。






ベニーにビンで殴られ
あれだけ信用していた友情が
なくなり、今まで生きてきた中で一度も
味わった事のない孤独を味わい、




それが、孤独というのか何なのかすらも
分からないまま時間だけは過ぎ、
何も変わらないまま、少しずつ実感し
急に寂しくなったり、自分を奮い立たせたり、
それでも、あんな状況で人間はお腹が減り眠くなりそんな事にも苛立ち。





だから、陳が最後に入ってきた時。





何でとか理由なんか欲しいんじゃなくて
咄嗟に出た言葉だった。






演出の碧仁からは

理由欲しいか。という陳の言葉が




「言葉なんているか?」という言葉に
聞こえたいんだよねって言われた。




最後に乾杯する時に




2人で見つめ合ったあの瞬間
「覚悟」という気持ちが生まれた。






演出の碧仁とは19歳の時から
同じ養成所で、同い年で付き合いはもう
8年目になる。




色んな演出家の方とお仕事をこの
8年でしたし、勿論まだまだやりたいと
思う方達は沢山いるけど



谷碧仁とは、僕自身が役者を
続ける限り仕事し続けたいと思う
友達であり尊敬する演出家の1人だ。





だから、僕はまだまだ辞められない。





芝居の「し」の字もまだ分かってないのに
辞められる訳がない。




だから、僕の事を応援してくれてる
皆さんには付いて来て欲しい。




今回は、誕生日に公演が被ってる事もあって
沢山の方に観に来て頂く事が出来ました。


感謝しかありません。




コメディでもない。
笑うシーンなんてない。

3900円と交通費やプレゼント代やお手紙を
書いてあんなに苦しい作品を目撃してくれる皆さんが居るからこそ、僕は役者として舞台に立ち続ける事ができる。


本当に沢山のプレゼントやお手紙
ありがとうございました!!!


公演中、本当に救われました!






去年の僕に言ってあげたい。





自分の信じた道を突き進んだら
素敵な皆んなが倉冨尚人を知って
支えてくれるからって。





本当にありがとうございました。




これからも、応援宜しくお願いします!