石垣島へ行った。

 初カヌーである。サンセットと満天の星空を満喫するツアーを予約した。

 ツアーの当日、なんと朝から小雨が降ったり止んだりの曇天。一日中続くという天気予報であった。お空相手に何とかならないのー、とボヤいていた時

ツアー会社から電話をもらった。

 今晩は星空は望めないし満潮で水深1メートル超え。危険だし中止にします、とのことである。そうだろうなぁ、とがっかりしていたら、代替案として干潮で水の引いた日中のマングローブ林を散策するカヌー体験はどうですか、と提示された。有り難い。勿論その案にのった。

 運河にカヌーをおろし、出発である。

 初めてではあったが広い運河を軽やかに下っていった。程なく脇の支流幅2m位へと進んだ。

 この日は満月。太陽と月が地球と一直線になったエネルギー、姿は見えぬが水の満ち引きへの影響は普段よりずっと大きい。こぐ分にはまるで感じなかったが、引き潮で運河へとぐんぐん水は引いていき、支流の水量はみるみる減っていった。

 うっそうとしたマングローブ林を両脇にどんどん狭まる支流を進むとチョロチョロと水がしみだしたようなどん詰まりになりカヌーからおりた。

 その時、地球の営みに触れたのである。

 汽水である。汽水とは河口付近で川の水と海水が混ざったその水のことを言う。

今まで汽水は海水の塩分濃度が薄まった状態をいうのだろう、位の把握であった。

そのチョロチョロと流れる汽水に足をつけると…なんと海水が温かく、川の水が冷たい、と分離しているのがはっきり感じられたのである。これは石垣島近辺の暖流ゆえの経験であるとは思う。が、足元で、おさかなになったわたし、の気分を味わえた。

あぁ、地球さんはこんな営みをずっと行っているのか、と感激したのである。

 マングローブ林に降り立ってからまた自然の不思議に驚かされた。次に書こうと思う。

 

 今日は2024年12月31日。ブラックムーンである。新月がひと月に2回廻ってきた時の2回目をブラックムーンと呼ぶのだそうだ。新月はエネルギーをリセットしたり新たなことを始めるとか目標をたてたり願い事をするのに良いともきく。

新年に向けて幸先の良い、そんな自然界からのプレゼントかもしれない。

 

  すべてが平和で幸せでありますように💗

     弥栄