石垣島でカヌー初体験をした。
サンセット&満天の星空を希望してたのに朝から小雨交じりの曇天だった。加えてその日は満月、真っ暗で満ち潮になった夕方からの水深は1メートルになるという。
ということで日中引き潮の時間帯の マングローブ林の冒険へ!と出発したのであった。
降り立ったところは小学校の教室2つ位の大きさの空き地で,しっとり濡れているのに足跡もつかず水はけが良いようであった。
所々に水たまりがありそこでキャッチ&リリースをした。3㎝くらいの透明なエビや小さなトビハゼが姿を見せてくれた。人に捕まることもないのだろう。逃げようともせずキョトンとしているようで可愛らしかった。
水の中に女性の握りこぶし位の大きな貝があった。シジミなのだそうだ。養殖したら何かの時に役立つのではと思ったが、食べた人がいるらしい。すごく不味いんだそうだ。素人考えは速攻ボツである。
ふと奥に広がる地続きのマングローブ林に目が行った。林の果ては見えないほど広い。風も無く梢のさざめきも鳥の鳴き声も聞こえない。神妙で厳かな気配を感じた。いつもはやんちゃな小学3年生と6年生のボーイズも静かに散策している。
そんな時、ガイドさんが「誰か軽くジャンプしてみてください。どうなると思いますか?」と言った。
結局、40kg台とお見受けした小柄なガイドさんがそうすることとなったのだが…。
結果、、、 グラグラ、グラグラ~~ 、、、地面が揺れだしたのである。
すわ、地震か! 震度4位あったように思う。抱いていた幻想的な雰囲気への畏怖の念が一気に現実的な畏怖の念へとシフトダウンしていた。
すると、ガイドさんは「この地表と下の地層の間には水の層があるのです。この地表はその水の層の上に浮いているので、少しジャンプしただけでこのように揺れるんです」と言われた。
この地面はあのように少ない力で揺れ動いてしまうのか!
この地にこの時一緒にいた大人4名と子供2名の人間は水たまりや地中にいる小さな生き物たちと違和感なく運命共同体であった。
まだまだ知らなかった自然の姿や水の浮力の威力に感嘆した冒険であった。
厳かな雰囲気に再び包まれつつ、心の中で「お邪魔しました。ありがとうございました」と挨拶してその地を後にしたのであった。
すべてが平和で幸せでありますように💖
弥栄