ずっと 開けれなかった
赤いリボンがついた メッセージボックス
出演者らの思いが 詰まっているのが
手に取るようにわかって
ずっと 開けれないでいた
ステージが終わって 6日後
意を決して
メッセージボックスを取り出す
大きく 深呼吸をして
メッセージボックスを開けた
アロマの香りがフワッと漂う
わざわざ購入したであろう メッセージカード
そのカード
ひとつひとつにも
それぞれの個性が溢れていて 嬉しかった
一枚一枚
封を開け 読んでいく
便箋が 何枚にも連なる人もいた
「何を書いていいかわからない」
そんな人もいた
なんて 純粋な方ばかりなんだろう
オーディションに来てくれて 本当にありがとう
その言葉しか 見つからなかった
わたしの夢だった ステージ
わたしが創りたかった ステージ
こんなに 共鳴し
こんなに 情熱の火が着くなんて
想像も していなかった
ただ ありのままでいること
ただ 自分の人生を生きること
それが
誰かの 灯火となり
誰かの 原動力となる
自分を生きると
それが
だれかの 灯火となり
だれかの 原動力となる
それを
肌で感じた 出演者たち
もう 後には引けない
もう 輝くしかない
ただ あなたでいることが
ただ あなたを生きることが
誰かの人生に
勇気を与えることに
繋がっていく
たくさん たくさん いただいた言葉
「こちらこそ ありがとうございました」
深く深く 頭を下げた














