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福岡市西区で唯一の慢性腰痛専門整体院恵~めぐみ~の
吉山純矢です。
今回は「うつ病」の話です。
実際に私も経験したことがあるうつ病。
症状を自覚している時期は覚えているだけで3回。
「うつ病は本人の甘えからくるんだ。」
「メンタルが弱いからうつ病になるんだ。」
「うつ病って頑張れって言ったらだめなんだよね?」
「うつ病?私には関係ない。」
うつ病に限らず、その病気を患ったことがない人は、こう言います。
辛い、キツイ、悲しい、寂しい、頼れない、言えない、無気力、隠す、感情破壊、考えきれない、辛い。
うつ病の人は様々な感情が混濁し、何が何だか分からない。
自分の感情が整理できない。
自分が分からない。
分からない。
分からないことが分からない。
「分からないこと分からない。」
この言葉はうつ病ではない人でも当てはまったことがあるはずです。
人生100年時代。
生きるのは辛いかもしれません。
けど、それは自分の一人で生きているから。
人は弱い生き物です。
哺乳類最強ではないです。
人は弱いから文明という武器を持ったのです。
強い武器を持ったゆえに心が弱ってしまった。
上辺だけを繕っても中身が弱いとすぐ傷ついてしまう。
うつ病経験者が分かることがあります。
うつ病経験者でも分からないことだらけです。
しかし、分からないからって考えることを放棄してしまうと人間の良い部分がなくなってしまいます。
「人間は考える葦である」
昔の偉人も自問自答や自身の周りを観察し、この言葉を残しています。
弱いなら弱いなりにできることがあり、
私もメンタル弱いですが、生きています。
借金もあなたが想像している以上にあります。
けど、生きています。
嫌なことも毎日起こっています。
良いことも毎日起こります。
良い人にも理不尽な人にも沢山会っています。
日々勉強です。
そんな私が出会った
「私は黒い犬を飼っていたんだ。名前はうつ病。」
I Had a Black Dog
私は黒い犬を飼っていたんだ。名前は「うつ病」。
黒い犬が現れるときはいつだって、空っぽに感じて、人生が止まったみたいだった。
何の理由も出来事も関係なく、突然現れては私を驚かすんだ。
黒い犬のせいで、気持ちも見た目も年齢よりずっと老けてしまった。
周囲は人生を謳歌しているように見えるときでも、黒い犬を通してしか世界が見えなかった。
いつもは心から楽しめたことも、そう思えなくなった。
黒い犬は、私の食欲さえ消し去ってしまった。
私の記憶も集中力も、粉々にかみ砕かれてしまった。
何をするにも、どこに行くにも、黒い犬を連れて回るには超人的な努力が必要だった。
外でみんなと居るとき、私の自信を嗅ぎつけては、それをどこかへ追いやってしまうんだ。
何よりも一番恐ろしかったのは、黒い犬を飼っていることがばれてしまうことだった。
みんなが私をそれで判断するんじゃないかと心配だった。
黒い犬について回る恥やスティグマのせいで、ばれるんじゃないかといつもヒヤヒヤしていた。
だから、ほとんどのエネルギーを隠し通すために使っていた。
感情的なウソを突き通すことでクタクタだった。
黒い犬のせいで、消極的なことばかり考えたり言ったりしていた。
すごくイライラさせられたし、とっつきにくい人になってしまった。
愛する人を奪い、友達も葬りさってしまった。
消極的な考えが何度も浮かんでは夜中に目を覚ましていた。
それに、明日がどれだけ疲れる日になるかって事を思い出させるんだ。
黒い犬と人生を送るってことは、ちょっと落ち込むとか悲しむとか、ブルーになるとかじゃない。
最悪なときには、何かを感じるって事すらできなくなる。
私が成長すると、黒い犬も大きくなった。
黒い犬を追い払うために、考え付くことを色々やってみた。
でも、いつものしかかられていた。
沈んでいるほうが、また立ち上がるよりも、ずっと楽になってしまった。
自分で薬を試すほうがましだと思ったけど、全然効き目がなかった。
ついにはすべてから完全に孤立してしまった。
黒い犬は、完全に私の人生を乗っ取ってしまった。
人生のすべての楽しみがなくなった時、人生の意味に疑問を持ち始める。
ありがたいことに、ここで私は専門家の助けを求めた。
これが回復への最初の一歩だったし、人生の大きな転機だった。
そして分かったんだ。
自分がどんな人かって言うのは関係ないんだ。
どんあ人でもめぐり合う可能性があるんだ。
それに、一撃必殺の銃弾や魔法の一粒なんてものは存在しない。
治療薬が効果のある人もいれば、違う治療法が一緒に必要なこともある。
身近な人に対して、感情面で誠実で正直になることが、状況の流れを一気に変える事なんだと分かった。
何よりも大事なのは、黒い犬を恐れるんじゃなく、ちょっとした新しいトリックを教え込むこと。
自分がストレスを感じるほど、犬はもっと大きく吠える。
だから、自分の心を落ち着かせることが大事だって学んだんだ。
定期的な運動は、軽度から中等度のうつ病に対して、治療薬と同等の効果があると臨床的にも認められている。
だから、歩きに、走りに外へ出よう。
犬なんて、置き去りにするんだ。
気分の日記をつけよう。思いを書きつけることですっきりするし振り返りもできる。
感謝することも忘れないようにしよう。
覚えておくべき一番大事なことは、どんなに状況が悪くなっても、正しい一歩を踏み出して、正しい人の助けを得られれば、黒い犬との日々は追いやれるって事。
黒い犬には感謝しているとは言えないけど、いい教師だったと思う。
黒い犬のおかげで、自分の人生を再評価し、生きやすいものにしてくれた。
問題から逃げようとするのではなく、受け止めるほうがずっといいと分かった。
たぶん、この先も黒い犬は私の人生の片隅にいると思う。
でも、かつてのような猛獣じゃない。
互いに分かり合った。
知識、忍耐、訓練、そして、ユーモアを通じて学んだ。
どんな最悪な黒い犬だって、治すことができる。
もしあなたが大変な状況にいるとしたら、助けを求めることを恐れないで。
助けを求めることは、全然恥ずかしいことなんかじゃない。
本当に恥ずべきことは、人生の機会を逃すことさ。
Depression Get Help Be Helped
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
明日はこのI Had a Black Dogの文章のみをアップします。