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福岡市西区で唯一の慢性腰痛専門整体院恵~めぐみ~
の吉山純矢です。
本日は「脳脊髄液」についてです。
脳脊髄液(cerebrospinal fluid = CSF)は、
人の身体の中で一番大事ともいわれてます脳を守る重要な液体です。
私が施術の中で「頭蓋骨と内臓」を重要視していますので、今回は皆様にもシェアさせて頂きたいと思います。
以下、脳脊髄液をCSFと総称します。
まず、CSFが悪循環に陥るとどうなるか?
いろんな症状が出現していますね。
循環が良いと、
と、身体が楽になります。
あなたの全身疲労はCSFの循環不良かもしれませんね。
では、CSFの概要です。
CSFは、脳室系とクモ膜下腔を満たす、リンパ液のような白色液体です。
脳の脈絡叢(50%)と脳室壁(50%)という場所で産生されています。
脳は重さ約1.5kgあり、CSFに包まれ頭蓋骨内に浮かんでいます。
CSFがないと脳は頭蓋骨にぶつかり、大変なことになります。
【脳脊髄液の役割】ですが、
中枢神経の保護
→脳の衝撃吸収作用として働いており、脳と頭蓋骨の間で、衝撃などから脳を守っている。
代謝の促進
→代謝には栄養が必要です。産生された脳脊髄液が、それぞれの背骨から出る神経に必要な栄養素を供給している。
栄養素を供給して老廃物を排除しています。
CSFの成分は、
ブドウ糖、カリウム、リン脂質、タンパク質、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、ビタミンC、ホルモンなど。
【CSFの分泌量】は、
一日400~600ml(99%が水)
CSFの交換は、一日に3~6回行われています。
脳脊髄液は中枢神経系だけではなく、生体全体の生化学的バランスを保つために重要で、
成分的にも血液のpH値は、約7.32ですが、脳の正常な機能を確保するので、血液のpH値より変動幅が小さいです。
女性の月経周期がCSFの量に影響。
これは、月経前のナトリウムと水分の停滞が影響。
エストロゲンは、CSFの量を増大させ、バソプレシンとグルココルチコイドは、CSFの産生量を低下。
副腎皮質ホルモンは、CSFの吸収を増大させます。
専門用語が増えてよく分からない方がいらっしゃると思いますので、少しまとめます。
脳脊髄液は脳と背骨を循環しています。
頭蓋骨の動きが悪くなると脳脊髄液の循環が悪くなり、内臓の機能も低下します。
女性は月経の影響(ホルモン)を受けて脳脊髄液の循環量が変動します。
月経の際に、月経痛や体調不良が起きていた方は、脳脊髄液の循環が悪くなっているからです。
また、妊婦さんの感情の起伏が激しくなったり、偏食になったりするのも脳脊髄液が関係します。
長くなりましたので、続きは次回に書きますので楽しみにしてください。
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