ブログをご覧いただきありがとうございます。
整体院恵~恵~の吉山です。
先日のお話ですが、患者さんに1冊の本を頂きました。
「寒い国から帰ってきたスパイ」著者ジョン・ル・カレ
アメリカ探偵作家クラブ賞・英国推理作家協会賞を受賞されたミステリー小説です。
私は小説は異世界や妖怪、漫画や哲学書といった偏りのある本を読むので、ミステリーを読むのは新鮮ですね。
皆さんも何かお勧めの小説や参考書がありましたら教えて頂けたら嬉しいです。
さて、今回は身体・内臓シリーズ第4回「乳房」です。
乳房は女性だけの問題だと思いがちですが、少数の男性にも関係がありますので、お読みください。
まずは、
【簡単な乳房の説明】
・乳房は腺器官である
・機能は母乳をつくる
・筋肉ではなく、靱帯で支えている
・リンパ管のネットワークが張りめぐらせており、脇の下や首の付け根にあるリンパ腺に連結している
そして、
【乳房の働き】
1.思春期(10~11歳)からエストロゲン(卵巣で生成)の影響で膨らむ。
2.エストロゲンの産生量が多いと乳房の痛みや肝臓を悪くすることもある。
3.月経周期の12~14日目にかけて起こる排卵期間中は、デリケートになる。(なかには、排卵期直前25~28日目にも同じように敏感になる方も)
4.月経の排卵期は、肝臓が頑張って働いている。
(なぜ肝臓が頑張る? → エストロゲンを排除・調整する役割なので。)
【乳房の調子が良くないとどうなる?】
・乳房の調子が優れないのは、ホルモンの機能障害が大きいです。
原因としては、下垂体・視床下部・肝臓。
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ストレス・食生活・汚染物質・経口避妊薬などホルモン療法の影響が大きい
身体に出現する症状は?
1.乳房の過敏症
2.鬱血
3.しこり
4.乳汁分泌
5.表面にむらがでる(皮膚がくぼむ等)
6.左右の乳房が不揃い(個人差あり)
7.首と背中の痛み
などです。
豆知識として頭の隅に入れておいて欲しい情報ですが、あなたの身体のためにマンモグラフィー検査は受けない方が良いです。
では、男性の乳房についてです。
胸のトラブルは少ないですが、
思春期かその前ぐらいに胸が少し大きくなる男の子をみたことはありませんか?
それは、テストステロンが少なく、エストロゲンが多く分泌されることによるものです。あと体重も増加します。
心配される方もいますが、これは一時的なものですので、もしお子様がこのような症状が出ましたらすぐに良くなることをお伝えください。
では、成人男性で同じような症状がでましたら、それは下垂体の影響が多いです。
特に前立腺障治療でエストロゲンを用いた方に多くみられましたが、今はその治療を処方することはないそうです。
男女の乳房の説明は長くなりましたので、ここからは乳房の健康を保つには?です。
【身体的な予防】
1.婦人科医や専門職に定期的に診てもらう。
2.自分で乳房を検査する方法を覚える。
3.締め付ける下着を避ける。
4.乳房マッサージをお風呂の中等で行う。
5.定期的な軽い運動(肩甲骨を動かすことをお勧めします)
【栄養的な予防】
1.繊維の方愚な野菜と果物を摂取する。(ブロッコリー・さやいんげん・エンドウ・ジャガイモ・ほうれん草・ニラ・ニンニク・バナナ・ココナッツ・キイチゴ・スイカ・パッションフルーツ・プルーンなど)
2.オメガ3系脂肪酸の天然オイルを含む食品を摂取する。(植物油・クルミ・サーモン・エビなど)
3.肝臓に負担をかける食物を避ける。(チョコレート・アルコール・クリーム・冷製のソーセージやハム・てんぷら油・チーズなど)
補足:もともと人間の体は肝臓に負担をかける食品はなかなか排泄が難しいです。
【心理的な予防】
1.自分自身を美しいと思う。(自信を持つ)
2.胸やお尻が大きい小さいからといって、隠すと姿勢が崩れるので隠さない。
3.周りの目を気にしすぎない。
自分に自信がない人は、姿勢やら雰囲気に現れます。
どうしても自分に自信が持てない方がいらっしゃいましたら、お近くのセラピスト身体の専門家にご相談ください。
姿勢や言葉遣いが変化すると身も心も美しくなりますよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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