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飲み会の帰り道
共通の話題で盛り上がって
歩くスピードがどんどん落ちて
とうとう立ち止まった、二人
そのまま少し立ち話になった
だけど、しばらくして
時間も時間だし・・・と
マンションの前まで送ってもらって
Dくんは帰っていった
その時は何もなかったのだけど
次の日、またパート終わりに合わせて
Dくんが顔を出した
これ、良かったら・・・
また話ができたら、嬉しいです
Dくんから携帯番号を書いた紙を渡された
慌ててポケットにしまった
正直、悪い気はしなかったし
むしろ嬉しかった
だけど、そのまま電話することもなく
数日が過ぎた頃
仲の良いパートさんから
急にお茶に誘われた
そこで飲み会のいきさつを知る
Dくんが、どうしても
はるさんと話がしたいって
仲良くなりたいって言うから
セッティングしたんよ~
二人では行けないからって
あの日、二人で帰った時に
何か言われなかった?
特に何も・・・
普通に色々と話して帰っただけ
そうなんや~
あれから、Dくん元気ないから
撃沈したんかな・・・と思って
携帯番号を渡されてから
そういえば、パート終わりにも
顔を見せなかったな・・・
気にはなっていたけど
電話してないしな・・・
そうなんですね💦
でも、特に何もなかったですよ~
イヤもう、Dくん
はるさん、はるさん、うるさいねん
髪を切っただの、今日の服装可愛いだの
はるさんに相手されてないから
落ち込んでるんやわ~
仲良くしたって~
そんなことを言われても・・・
主婦やし、恋愛対象外やろうし
他の独身の女の子いっぱいいるし
って私が意識しすぎなのかも
Dくんからしたら、
私も年上のパートさんの1人やろうし
と頭の中はぐるぐる・・・
変に意識するようになった
そしたら、さらに気まずくなって
私はDくんを避けるようになった
続きます