うっきくんの目も無事快方へ向かい、ほっと一安心。
それでも連休中は点眼薬しなければなりませんが。
ほっとしたところで映画でも。
邪な動機で映画を見てはいけません、ということなのでしょうか。
ハートロッカーにも出ていた、対物ライフル目当てで借りて後悔。
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周囲を煙に巻くマジシャンとそれに絡む人々の悲喜劇なんですがね、
登場人物いっぱい、台詞もいっぱい、銃もいっぱい。
意外な結末もあったりして。
でも、なんでどうしてこんなに爽快感がないの!
対物ライフルを向かいのビルからどっかん、どっかんの当りくらいでしょうか。
わくわくしたのは。
仕立てのいいスーツで決めたスタイリッシュな殺し屋だけど、弾丸はBB弾で
しゃべりは春日レベルの人を見てるような痛さ満点、出来は赤点な感じの映画でした。
殺し屋もFBIもその他の登場人物もみな個性的なのですが、個性的な人ばっかりなので
逆に単調になってしまってました。
まともな人間をそこの合間合間にいれないとその個性が引き立たないのです。
また、複数の登場人物の会話を聞いて観客が全容を知るようになっているのですが、
クライムアクションということで、悪党の会話が下ネタの比重かなり多めになっておりました。
下ネタ自体は嫌いじゃないですよ、私。
しかし下ネタは料理するのが難しい。
そのキャラクターたちの血肉となった言葉でなければ、その台詞は上滑りしてリアリティのなさを
露呈してしまうのです。
下ネタを上手にできたら、観客が思わず身を乗り出すような、吸引力のある作品になるのですが、
なかなか成功例は多くありません。
タランティーノ監督や三池監督は下ネタを違和感なく使え、悪党たちがいる現場にあたかも観客が
いるような臨場感を持たせられるのですが、あとはなかなか・・・。
脚本家や監督の耳が相当良くないと自然にできない、高等テクニックなんですよね。
しかしオシャレ系クライムアクション(の失敗作)を見たときはどうしてこんなに腹立つのだろうか。
竹内力や、セガール映画は笑って許せるのに。
見た後脱力しすぎて拳を固めようがない、ってこともあるけれど。
自分が根本的におしゃれの対極にいるタイプだからなのかな。
え、嫉妬!?ルサンチマン!うそ!
それは冗談として、オシャレでスタイリッシュであり、内容も伴ってればいいけれど、
そうでない場合、結局そこに小手先で作った感じがありありと出てしまうからなんだろう。
奇しくも、下ネタについて考えこんでしまったDVDの予告編にあった映画も下ネタ満載のものでして、
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船越英一朗が変態を演じているのですが、女性をぶつとかそういったことの愛好家タイプの役で
卑猥な言葉を大声で怒鳴っておられました。
その他のキャラクターたちの台詞にもまた、「いんけい」という言葉のあらゆるヴァリエーションが
に出てくるので、全体として下ネタ大目の作品なのでしょう。
予告編で見た限りですが、この映画も先ほどの作品のように血肉から出た言葉じゃない
感じがぬぐえず、役者が台詞を言わされているようにしか感じられないのです。
そうすると、いくら名優が出ていても、チープなお芝居に見えてしまう。
もったいないです。予告編だけで、このもったいない感。
本来なら本編を見た後で書くべきなのでしょうが、今はそんな勇気のない弱気なわたし。
個人的な意見ですが、船越さんはキレた悪役より、陰湿な変態の方が似合いそうです。
老舗テーラーメイドのスーツを着込んだ紳士的な語り口のド変態、いかがでしょう。
足フェチとかその辺で。
私は見てみたい。

