「子どもはよく泣くものです」
と言われていますが、

私の感覚では

よく泣く子もいれば

時々泣く子もいれば

滅多に泣かない子もいます。

性格は皆それぞれです。

 

 

なかなか手強いのは、

泣き始めると

しばらくずっと

泣き続ける場合です。

 

私のスキルが低いせいか、

あやそうが、抱こうが、

何をしても効果がないように思われ、

途方に暮れてしまうことがあります。

 

 

そんな子どもたちですが、

「え、こんなことで泣き止むの」

とこちら側を

驚かせる行動をとる子たちがいます。

 

その内、私が出会った二人の子について

紹介したいと思います。

 

 

 

【分かる言葉が増えている女の子】

 

始めは警戒心が強いようですが、

心を開くといつでもどこでも

よちよち歩きながら

ぴったりとついてくる

可愛らしい女の子です。

 

普段は大人しいのですが、

友達に物を取られたり、

わざとでなくても友達の手が

体に当たってしまうと

大声で長時間泣き続けます。

 

私がいくら

抱っこをして

背中をさすり、

甘い声で「いやだったね、

怖かったね。もう大丈夫だよ」

と慰めても全く効果なし。

 

その小さな女の子、

あることをすると

ピタリと泣き止みます。

 

 

それは、何と

相手からの謝罪。

 

 

始めは、こんな小さな子が何て厳しいっ、

と思い、驚いていましたが、今は、

相手の子がどんな小さな声でも

「ごめんね」と言えば泣き止むので、

自分の泣き声の中、よく聞き取れるなぁ、

と逆に感心しています。

 

 

大人でも

理不尽なことをされれば、

きちんと謝ってもらいたいものです。

 

子どもは尚更、純粋でしょうから、

嫌な行為に対してきちんと非を認め、

詫びてもらいたいようです。

 

 

 

 

 

(②へ続く)

 

 

 

続きの②はこちら。