クレムリン観光を終え壁外に出ると、グム百貨店のイルミネーションがお出迎え。これがディズニーランドとかのショーでなく、日常の風景なのは本当にすごい。
日本ではディズニーランドなどイルミネーション系のイベントや観光地にほとんど行かないが、理由として「何か無理した作りもの感」を感じてしまい、感動よりわびしさや寂しさが先に来てしまうからだ。だが赤の広場は、そういう無理をしてる感じが全くなく、純粋に派手ででかくて見ていて楽しいものとして受け止められる。妻も「これは日本じゃ見れないね・・・」と圧倒されつつも楽しそうで何より。
身体が冷えたためグム百貨店に再入場すると、やや遅いおやつの時間。何かつまもうと思い店を探すと、周囲の来客、20人に一人くらいの割合でアイスクリームを食べている。歩いているうちにアイスの出店で行列を発見し、「この寒いロシアで、大人も子供も食べているというのは、よほど美味いに違いない」と判断。行列に並び店員に「一番人気があるのはどれですか?」と聞いて指さされたチョコチップ、100ルーブル(約170円)を注文。食べてみると、いたって普通すぎる、何の変哲もないアイス。
いや、確かに美味いんだけど、ロシアで100ルーブルの食べ物はそれなりに高級品のはず。それでデパート内であれだけみんな食ってるんだから、もっと美味しくてもいいんじゃね?と思うくらい普通の味に、妻も「これは・・・・2回目はないかな」と微妙な表情を浮かべる。
アイスを食べ小休止を済ませると、妻が楽しみにしていたモスクワ地下鉄内美術品巡り。一回入場すると、出口まで料金がかからないのは日本と同様なので、時間の許す限り回れるのはありがたい。細かい駅名は忘れたが、まず
触ると幸せになるという犬の鼻を撫でる。撫でられまくってすり減りツルツルの感触。
レーニン像
豪華なシャンデリア
なぜかフォトスポット。ロシア観光のガイドブックにはよく「公共交通で写真を撮るな!」と書いてあるが、どうもそういうことはないようだ。
最新の車両内でUSB充電。タッチパネルで文字入力も出来るようだ。
シャンデリア通り
でかい絵画
壁の絵にひとだかり
彫刻っぽい天井
旧ソ連テイストの石像
など、これが初乗り料金だけで見られていいのか。逆に、美術品でない場所を探す方が難しい。だが、芸術に興味のない自分でも、ただ電車に乗りホームを歩くだけでなんと楽しいんだろう。
続く(面白かったら、以下クリックお願いします!)
東欧・東ヨーロッパランキング
にほんブログ村