ターミナルに入ると、荷物検査などチェックイン手続きだが、ここも大手より利用者が少ないことであっさり終了。というか、大手の待ち時間は一体何なんだと思えるくらい早い。
出発時間が来て機内に乗り込むが、階段など歩きが多く、やや席が狭いことを除けば全く不都合はない。というか、これだけ足元が広いなら十分。台湾で美味いものを食いたい自分としては、機内食が無くてその分安くなるなら望むところ。台湾まで3時間なら寝てればすぐだ。
朝早く寝不足だったため、寝て起きたらもう台湾・桃園空港。前回に続き円安の日本円でなく、自宅にあった100オーストラリアドルを台湾ドルに交換。バスで桃園駅に向かい、台湾高速鉄道で台中駅へ。
途中のセブン-イレブンで昼食までのつなぎとなるフランクフルトとクランベリージュースを買い、車内で食す。台湾高速は日本の新幹線をほぼそのまま使用しているそうだが、車内レイアウト、走行感、アナウンスの声質などあまりに同じすぎて、日本での出張中と間違えそうだ。フランクフルトは、台湾テイストのピリ辛味が美味く、ケチャップ無しでも大変美味い。
わずか30分ほどで台中駅に着くと、最初の目的地「紙箱王」を探す。
ネットニュースで評判になっていた、壁やテーブルなど大半の資材を段ボールで作成したレストラン。過剰に清潔な日本では「紙屑が入ったらどうする!」などクレームが来そうで、まず不可能であろうコンセプト。イスやテーブルもしっかりしており、注文した料理も、白身魚のチリソースに似た味で美味く、ドリンクは蜂蜜のフレーバーティーを注文し、例によって最小サイズだが、日本のLサイズに近いボリュームがありがたい。台湾の定食はえてして量が多いので、妻とシェアして食べようとしたら、ライスを一つサービスしてくれた。日本人客が珍しいのか、もう14時を過ぎて客足が落ち着いたからかどうかは分からないが、どっちにしても大変ありがたい。
うん、この国やっぱり好き。
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