<ヨーコお婆の…今週のハッピー
2024 64>
一昨年の２月から御縁あって㈲小松縫製さまよりお仕事いただき、裁縫の内職をした。布巾を作ったりズボンの裾を切って縫ったり、セーターをベストにしたり袖を切って毛糸帽や布帽を作ったりするのが全然面倒ではなかったので、私にできるかもしれないと思って応募したが、思った以上に性に合う作業だった。
(2022年3月に「内職労働者」と題して投稿した)
CD音楽を聴きながら、有名俳優による有名文学の朗読を聴きながら、また映画やパソコン画面でアニメを観ながらの作業が楽しい。
早朝に２～３時間、午後２時間くらいの内職時間が毎日の習慣になり、長く続けたいと思っていたのだが………
目が悪くなった。
長年縫製の仕事を続けた友が言うには、黒布に黒糸で縫うのは目が疲れる、かなり目に負担がかかるとのこと。
３か月ほど前から下瞼が痙攣するようになった。ごくたまにほんの一時だけというのではなく毎日長時間ケイレンが続く。
ネットで調べたら、放置すると、進むと顔面神経痛になる場合もあるらしい。
大変残念だが６月末で辞めた。
辞めたことが「ハッピー」なのではない。ほんのわずかでも毎月収入になるし、自由気儘に過ごしているだけではない働いているという充実感も感じられるし、辞めたくなかった。
でも、残念がっているだけではなく辞めたことによるプラス面を喜びたい。
毎日多忙な日々だった。創作活動時間も中途半端、掃除習慣も中途半端、レジャーも出かけるのをやめたり延期したり。そして内職も土・日曜は作業しないという計画が崩れていた。
毎日いろんなことが中途半端で充実感・満足感に掛けていたが、毎日一番時間をかけていた内職作業を辞めたことによって……
「創作」にもっと時間を使える。
毎日の「掃除」習慣も、もっと時間が使える。
フィットネスクラブでの時間もゆっくりできず早く帰宅してまた内職の続きを行っていたが、筋トレも入浴ももっとユックリできる。
いつも「仕事中？」って時間を気にしてくれた友とゆっくり電話でお喋りできるし、もっと家に呼ぶこともできる。
時間ができても家計の問題でプチレジャーを増やすことはできないが、早朝のジョギングやウォーキングにも長く時間が使える。
雑事にも時間が使える。勉強もできる。
僅かな収入でも１年間貯めると有益に使える。そういう副収入が無くなるのは残念だが……すっごく嬉しい。幸せ。
何事も体験するのはプラスになる。
内職を始める前の自由で気楽な日々より「幸せ感」は増している。感謝が深まっている。(6月から土～日曜だけアルバイトを始めた友が、ひどく疲れる辞めたいと愚痴っているが良い経験になると思う。辞めて毎日家に居ることになっても以前とは幸せ感が違ってくると思う)
書きたいことがいっぱいある。応募したいエッセイと小説がいっぱいある。時間を気にせず途中で時間切れになることもなく、毎日パソコンに向かえる。
今夏は超猛暑のようだが、暑くても頑張ってキーを打ち続けます。
あなたは、やめたことや辞めたいこと、はじめたことや始めたいこと、あります？