<ヨーコお婆の…今週のハッピーニコニコ 2024 57>

 

先週、大阪の兄から呼ばれ、今月1日に大阪へ行ったばかりなのに母の33回忌で急遽また大阪へ行くことになった、ホテルが予約できなくて日帰りになったという話を書いた。

その続きなのだが……

 

前回の大阪行きは往復高速バスを利用した。小松~大阪は5時間もかかるが全然苦痛ではなかった。退屈しなかった。文庫本を2冊持参したがほんの数頁しか読んでいない。

日常生活では昔からバスが苦手で石川県に移住後も列車と自転車と徒歩の生活。バスは2回乗っただけだが(1回は間違えて目的地に到着しなかった)、片道2回サービスエリアに寄るし非日常の高速バスは気に入ったので(観光バスも好き)、次も大阪への旅に利用しようと思ったのだが……

今回はのんびりバスに乗っている場合ではなくなり、小松→敦賀は新幹線、敦賀→大阪はサンダーバードに。混み具合がわからないので指定席を購入した(サンダーバードの自由席は無くなった)。

 

というわけで21日(日)、日帰りでまた大阪へ行ってきた。

高速バスは満席、若い人達ばかりで年寄りは私だけだったが、朝の新幹線とサンダーバードは空いていた。4~5人しかいない車両の指定席に座り、あっという間に敦賀駅。余裕ある大人な気分(実際の私は家計的余裕などない、交通費は兄が支払ってくれた)。

 

大阪への日帰りは初めての経験。疲れるだろうなと覚悟したが、そうでもなかった。前日に買いに行った椎名誠の古本も1冊を完読できなかった。

帰りは読書したくて敦賀から鈍行にしたが、往復新幹線を利用したら全然疲れないラクな日帰り旅である(ぼんやり景色を眺めているだけで到着する、ほとんど読書もできないだろう)。

 

上旬に大阪へ行ったのは、日本酒が大好きだった母を偲んで(因んで)友と4月に「おいしい日本酒を飲む会」を設けたのだが、結果的に仏壇に手を合わせに行くことになった。お供えは石川県の地酒(加賀と能登)にした。兄も日本酒好きなので。

ただ、上旬に行ったのは失敗だった。33回忌と友宅2泊を一緒にすれば、兄宅での昼食時間もゆっくりできたし交通費も節約できた。33回忌は実施しないと思っていたから幾つかの理由で上旬に出かけたわけだし「失敗」と本気で悔やんでいるわけではないが……。

 

車窓から見る「緑」のグラデーションが美しかった。

春爛漫。私の大好きな新芽・若葉の季節。

 

でも、まだ家のなかは寒い。まだコタツを利用している。今もまだ冬装束で早朝の時間にパソコンのキーを打ち込んでいる。

皆さま、どんな4月下旬を過ごしていますか? 連休はどちらへ?