減薬初心者の方へ伝えたいことです。


私もただの、いち被害者なので、参考程度にお願いします。断定口調になってしまいますが、あくまで私が調べたことを書いているだけなので、参考までに、お願いします。


ベンゾジアゼピン系の薬

メンタルクリニックで出される薬

向精神薬

抗不安薬

例外のデパス、エチゾラム(今は向精神薬だが前は違った)


デパス、エチゾラム、メイラックス、ロラゼパム、リボトリール、ソラナックス、、、、色々ありますが、そういう系統の薬の話です。




私もベンゾジアゼピンを服用し、離脱症状を経験し、それからベンゾジアゼピンについて調べました。

アメブロなど他の人の情報は大変参考になりました。調べるの大変だったので、これからの方に情報を残せたらな、と考え記事を書いてます。


・なぜ薬によるおかしな症状が出るのか

薬が継続的に体内に入ってきたことで、脳は薬がある前提で体の状態を整えます。

ベンゾジアゼピンに属する薬は、アクセルとブレーキでいう、ブレーキ(鎮静)です。

薬によってブレーキが増えたため、本来自分に備わっているブレーキを体が減らしてしまいます。

よって薬をやめると、薬によるブレーキがなくなり、体がアクセルばかりになり、ブレーキが効かなくなります。このようにアクセル優位な状態になることで、様々な体調不良があらわれます。



・離脱症状は治るのか

基本的には治ります。例外もあるかと思います。正し、ペースはゆっくりです。脳が本来の自分のブレーキを取り戻すために回復してきます。

ただし、血中濃度が不安定だと薬を飲んでても離脱症状が出て離脱症状はむしろ悪化します。血中濃度については別途記事書いてるのでご参考ください。



・離脱症状が出る人出ない人

体に薬の耐性ができてなければ、離脱症状はおきません。どの程度で耐性ができるかは、個人差が大きいように思います。一般的には1~2ヵ月と言われてるようですが、私は頓服で依存しました。ネットにはデパスの服用が累計でたった数錠で離脱症状が出た方もいます。


また、ベンゾジアゼピンを複数服用してたり、他の薬も服用してる作用により、離脱症状が起きないこともありえます。よって、ある人は離脱症状がでないのに、ある人は離脱症状がでる、と個人差が出てきます。


・離脱症状について

個人差が大きく、薬を減らす量などで離脱症状の激しさが決まります。よって、かなり少量から減らした方がいいです。なめてはいけません。地獄を見ます。生き地獄。

場合によっては、薬の量をもとに戻しても離脱症状が治まらないことがあります。なので薬はかなり少量から減らすべきです。

どんな離脱症状が出るかは、決まっていません。個人差が大きいようです。しかし、本人の弱いところに出やすい傾向があるようです。ここで、医師に伝えると、もともとの疾患の悪化だと誤診されることがあるため注意が必要です。

体にも心にも離脱症状は現れます。


・離脱症状の現れる日について

薬や体質により異なります。作用が切れる時、血中濃度が変化する時、など色々あるようですが、数ヶ月たってから出ることもあるようです。

参考までに、私はメイラックスでは下記のタイミングに離脱症状がでました。

5日後(半減期)

10日後(薬の作用が切れる日)

1ヵ月後

2ヵ月後


離脱症状が治まる時期も、個人差が大きいです。

2週間くらいの方もいれば、数ヶ月、数年です。薬を減らした量と関係します。



・減薬方法について

まずは、アシュトンマニュアルをネットでお探しいただき読むべきです。

これは必ず目を通した方が良いです。

ただ、アシュトンマニュアルの方法も減薬ペースは早いと感じる方が多いようです。

残念ながら、世間の医師はベンゾジアゼピン系の薬のやめ方をわかっていません。あるいは、かなり早いペースで薬を減らそうとします。

薬はゆっくり減らさないと大変危険です。

例えばですが、私はメイラックス1mgと言う薬を16分の1ずつ、2週間おきに減らしました。

減薬は飲んでる薬の力や量にもよりますが、年単位を見た方が良いです。



・その他おすすめの本

ベンゾ系睡眠薬・抗不安薬からの安全な離脱方法

ベンゾジアゼピン情報センター著

非常に有益な情報が詰まってます。


・血中濃度について

私はデパス(エチゾラム)を飲んでますが、短時間作用のデパス(エチゾラム)の場合、半減期6時間なので1日夜のみ1錠とかはおすすめできません。血中濃度安定のため、6時間おきに私は飲んでます。

血中濃度が安定してないと常用離脱(薬を減らさなくても離脱がでる)になるので安定させた方がいいです。ただ服用の変更はどうしても離脱するので

慎重に行わないといけないと思います。


・薬について

できるだけ、薬はいじらない方がいいです。例えば、ジェネリックに変更して離脱症状が出る方もいます。

減薬方法の中には、長時間作用の薬に置き換える方法もありますが、個人的にはおすすめしません。なぜなら、薬の力を同じにしたとしても、薬により得意分野が異なるからです。一気に薬を止めるのと同じ意味合いになると私個人は考えてます。

なるべくいじらない方が良いと考えてます。

隔日法も血中濃度が安定しにくいと思うので、個人的にはあまりおすすめしません。

またジアゼパム(セルシン)はアルブミン結合の観点よりかなり注意が必要です。私もよくわかってませんが、ジアゼパムについて他の方のリブログしてますので、記事をご覧ください。

また、頓服で服用するのも依存し離脱症状出るのでダメです。




・回復について

基本的には、ゆっくり、とてもゆっくりのペースで回復するはずです。波はありますし、途中から新たな離脱症状が出たりもします。でも、基本的に薬を減らさない限り、脳はダメージを受けないはずなので、基本的には、回復を信じてほしいです。



・その他

アメブロやネットには減薬中の方がたくさんいるので、非常に参考になると思います。

かなり調べた方がいいです、とても参考になります。

ベンゾジアゼピンの恐ろしさはなめてはいけません。命に関わります。

焦らず、ゆっくり薬を減らさないと人生を後悔します。


私自身、メイラックスを断薬できてます。回復を信じてめげずに過ごしていただきたいです。


ベンゾジアゼピンについて、厚生労働省の意見フォームで意見しました。医師会にも。

被害に遭ってる方はネットで検索すると意見フォームあるので、良ければお勧めします。こんな危ない薬がもっと正しく認知され、扱いが正しくなるよう、被害が減るよう祈ってます


厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/form/pub/mhlw01/getmail
医師会
https://www.med.or.jp/iken/