前にも書きましたが今年のゴーヤは失敗しました。
暑さに弱そうな白ゴーヤを選んでしまったことが主な原因だと思います。
6月後半早々と実が成り、7月のお盆には仏様の乗る馬(少し乗りにくそうでしたが)になって颯爽と天空を駆け巡りました。
その後早くも失速して実を結ぶことなく、子孫を残すことさえできなくなってしまいました。
「種の保存」の観点からみれば、絶滅したネアンデルタール人のようなものに成り下がってしまったのです。
(ネアンデルタール人のDNAは、我々ホモ・サピエンスに残されているようですが)
一方弊店のお客様のF夫人が育てる青ゴーヤは、地植えも手伝ってスクスクと伸び、3日に1度は5,6本のおすそ分けを頂いています。
我が家ではそれを毎日スムージーにして頂いています。
毎年夏前の柔らかいゴーヤの葉を天ぷらにして食べていますが、
「小さい葉を選んで天ぷらにしてみようか」と母ちゃんが言いました。
そしてそれが写真のゴーヤの天ぷらです。
とてもカラッと揚がって、少し苦く、しかし柔らかな食感は何とも美味でした。
「やるじゃん、ネアンデルタール・ゴーヤ!」
それから我が家では「天空を駆ける白ゴーヤちゃん!」と呼んで、毎日拝んでいます。