一休みして、
あの『神戸珈琲物語』の窓から、
偶然、あの県庁横のお庭の欅の梢が、ボキボキと折られたかのように切られているのに、気づいた私。
晩春の日に、わたしに、五十首もの歌を詠ませてくれたあの欅が、こんな無残な姿にされていたなんて…。
伐採する必要の全くない梢。
樹木は梢を切ると弱りますし、枝が妙な生え方をして、歌をうたえなくなってしまう…。
ここの欅、本当にかわいそうです。
なんて愚かなことを。
そして、樹木を守りたい方々は、
何故か今、平和公園の川辺や近くの植え込みで増殖中のタチの悪い<蔦つた>を根本から、
取るようにしてください。非常に危険ですから
細いうちなら、簡単にすぐにとれます。この蔦は、樹木に巻き付きたがり、
私も苦労しています。
放置したら、公園中をおおいつくしてしまいそうな勢い…
どうぞ気をつけて。
眠り姫のお城を鎖す危険な<つたかずら>に…。
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http://m.ameba.jp/m/blogArticle.do?unm=1110bear&articleId=11509046500&frm_src=article_articleList&themeFlg=1&guid=ON
長谷川潔というフランスで亡くなった画家は、
欅から「ボンジュール」と話しかけられ、「ボンジュール」と答えて、モチーフに選んだという。
あの時の私もそうだった
木村茂というイタリアで活躍した画家も、欅を描きつづけていらした。
私と一羽のひよどりと、いちひきのクロネコには、
何も出来ないけれど。
3月11日 東日本大震災から四年…。
わたしたちは、わたしたちの言葉を生み出せるのだろうか…。
川辺の石垣をおおい、
地面をはって、
木々に巻き付き、
やがては、
原爆ドームをもおおいつくしてしまいそうな<西洋カズラ蔦>にご注意を!
(石垣を覆い始めています…)