有機バナナ。買って４日目。
安売りバナナだからだと思ってたよ。不味くはないけどさ、硬くて甘さが足らなかった。
書いといて欲しいな。何日目くらいが食べごろです、とかね。難しいか、暑かったり寒かったり。今日は美味しかった。3本あってあと２本。言ってみたら、今日がピークやろうなぁ。
とうとう、タイガーマスク印のトレーナーで家を出た。下は白のパンツ。太ももの両脇にポケットついてる足首の裾が萎むやつね。休暇、その格好でゴロゴロしてたらお呼びをいただいた。
セッションだって。知り合いの男性がフランス青年Mに声かけたって。私より歳上の男性はハードロックバンドでギターパート。Mはママ友食堂のピアノでよく即興ピアノを弾く。ジャズが好き。Mが、彼に誘われてセッションするのが今夜のはずだった。けどね、男性がギックリ腰になったって。私も面白そうだから行きます、と言ってたら、前夜に行けませんと、グループラインが回ってきたんだよーん。
で、家や家計の片付けしてゴロゴロしてたところなの。当日のラインなんか見逃しそうだったからね。
携帯をふと見るとママ友からもMからもラインが入ってる（日本語ね）。
「セッション行くよー」
フランス人、度胸あるなぁ、1人異国でセッション飛び込みかい。でも面白そう。ついてこ。三宮だし、案内がてら。
待ち合わせのママ友食堂にはもう一人、フランス青年より背の高いＥ君登場。日本人。彼の男性は大学一年生のこのE君も引き寄せていた。軽音入りたいんですって。
月末でセッションの見学代千円の工面に悩んでいる。
おばさんは出そうか、とは、言わない。そしたら、ママ友の娘のSちゃんがバイト代稼いでるから奢ってあげる、一緒に行こう、だって。
かくして、若くもなく音楽にも明るくない私は、次女のタイガーマスクのトレーナー着て３人に同行した。
だって、セッションとか見てみたいんだもん。
こわいものがない、というのは最近如実に感じるが、こわいものがないというより、捨てるものがないのかな。なんでも知っておこうかな、という感覚をどんどん信じはじめている。
行けば何かあるもんだとか、
関心なければそれっきりとか、
嫌われてもかまわないとか、
なんだろうな、そんな感じ。たぶん、まぁまぁ時間に余裕があるんだろうな。
あ、でも、これはないな
後悔してもかまわない
ってのは。むしろ、あとあと後悔しないためのtry to。
この場合、男子2人がかわいいなー、ってのはある。私にゃ娘しかいないけど、男子とも話せるかなという単純な好奇心と言いますか。それって何かの役に立つんかーなどのちょっと攻めたいニュアンスの疑問などは度外視して読んでくださいませ。
まあ結果、昔、大阪の高架下にディスコがあって何回か行ったけど、同じ高架下でもタバコ吸う人もいなくて、清潔で健康的なプレイヤーが集まってセッションを楽しんでる。たぶん初めての人でも楽しみましょうってことなのね。
Mにくっついて、見学者ばかり３人もいるのも珍しいようで「踊らな損」的な集まりで、最後はなんとなく疎外感。でも若者たちはおおいにエキサイティング。いい夜だったみたい。いえいえ聞く方も演奏は楽しかったよ。
グループラインでMのセッションの状況を報告したら、言い出しっぺの男性が、「参加したかったー」と、まぁなんと悔しがること。うん、でも、私もセッション見たかった。それに、私も皆さんご存知のジャズやクラプトンの曲名くらい予習してから行こうと思ったもん。リクエストしたい。
楽器ができるっていいですねえ。
誘われたと言えば、その日朝もモーニングのお誘いを受けた。前々から関心あった喫茶店。
看板素敵とは思ってたけど、内装のイメージも統一。
モーニングセット。
取材は丁重にお断りされているとかなんで雰囲気だけお伝えです。
きちんとイメージされたこの店は半世紀以上開いている。主夫婦は80歳ですと。
お誘いしてくれたY女さんのお知り合い、KさんはY女さんの職場の俳句サークルで指導役だったそう。さっそくグループラインお願いした。
なんのためかって？
俳句を指導してくだせえ、と。
快く応じてくださる、ありがたし。
そもそも基本から無知なのだ。ちょっと季語など調べ出したら知らない言葉がたくさん出てくる。
４月尽。
あれこれたくさんしたいけど、ひとつことさえ終えるのも儘ならない。
刻一刻、時は移ろう。
少年老いやすく学なり難し
日本語をたくさん知るとフランス青年Mとも不思議と話題が増えていく。私は片言英語、もちろんtry to.
Mは本業理系の留学生なのに、今は日本語の勉強が面白くて仕方ないのだと。砂が水を吸うように、とは、まさにあなたの頭のことね。
今日あたり、各所で真夏日だという。
さてはて、このバナナ2本、いつ食べる？どう食べる？