最近、すき焼きの旨さに目覚めました
うまうまぁ(*´ω`*)
どうも、しゃうらです( ノ^ω^)ノ
さて、去年の春頃に嫁様用サーフロッドのスコーピオン2832の相棒だった19ストラディック3000MHGを私が不注意で(?)ぶっ壊してしまい、その代替え機として21アルテグラC3000XGを購入しました
ですが、22年夏頃までは大人気のためどこも店頭在庫はなく(県内の主要な釣具屋はほぼ全て巡りましたwww)、ネット販売もプレ値が付く始末、、、
(あまりの品薄に一瞬だけ21カルディアに行きかけたのは秘密ですw)
下手すると19ストラディックが買える位の高騰具合でしたが、秋口にアマゾン価格が14000円を下回った際にポチっ( ゚∀゚)ノ
未だに店頭ではあまり見かけませんが、アマゾンでは価格、在庫共に安定してきていると思います
アルテグラはシマノの低価格機の代表格で、本気の入門機的ポジションです(o`・∀・´)ノ
ちなみにシマノの本業であるロードバイクのコンポーネントには同名のアルテグラというシリーズがあり、トップエンドのデュラエースに次ぐ2番手ですw
リールで言うとヴァンキッシュ的ポジションですかね?w
さて、21アルテグラC3000XGは自重225gで実売15000円前後
ギア比6.2で1巻き94cmのハイスピードで、スーパーライトショアジギングやシーバス等に人気の型番です
重量などなどスペック上は同番手の19ストラディックとほぼ同じです( ノ^ω^)ノ
分類はコアソリッドシリーズになります
さて、見た目はほどほどに良いんじゃないかな?(嫁様目線では3万円位に見えるそうですw)
ブルーグレーのボディーに刺しに金色が配されていますが、嫌味な感じはなく派手過ぎず地味すぎず、万人受けは良さそうです
ですが、ハンドルがまんま21ナスキーと同じなので、配色くらい変えろと思うのは私だけ?
機構的には防水がXプロテクトにアップデートされ、17年モデルで1度太鼓型に改悪されたベールも、無事ワンピースベールへ復活w
ただ、研磨工程を省かれているようでベールに艶がありません
ラインが引っ掛かるようなザラ感はありませんが、気になるようならピカールで磨いてみるといいかもですw
そしてラインローラー内部にはベアリングが搭載されているので、デフォルトのままで快適に使用可能(*´ω`*)←代わりにハンドルノブは2つともカラーですがw
ですが、分解図を見た所、、、ラインローラーのベアリングは単体で外せるので、ここはXプロテクト仕様ではないようですね
Xプロテクト仕様だとベアリングとラインローラーは一体型で、ベアリングが死ぬと高くつく(3400円)のでこれはこれで有りだと思います( ゚∀゚)
ラインローラーやハンドルノブは740ZZと言う規格のベアリングですが、メーカー純正(1個1300円)にこだわらなければ比較的安く購入できるので、予備を持っておくと良いですよ(下のリンクのものは4個で1000円以下です)
ベイトリールのスプールベアリングほどの精度は必要ないので(ド遠投のキャスト時のスプール回転は、瞬間的に2万rpmを越えます)、余程粗悪なものでなければ大丈夫です
何だったらメンテの際にフッ素オイルとフッ素グリスでも塗っておけば、割りと回転が持続します
シマノ純正の特殊撥水グリス(多分これもフッ素グリスで、4gで1800円)はバカ高いので、私はAZのコレを愛用しています
純正より安くて量も3倍以上入っているので、複数台メンテするならオススメですよ(* ゚∀゚)
、、、そして、おめでとうございます└( ゚∀゚)┘
19年以降、ステラの専売特許だったロングストロークスプールが下位機種にも下ろされてきていましたが、何と実売15000円前後のアルテグラにも搭載でございます(*/∀\*)
これで飛距離4%アップが約束されましたw
そしてオシュレーションはシマノお得意のクロスギア方式で当然超々ジュラルミンCFギア搭載と、主だったシマノテクノロジーがほぼほぼ全部載せと、どう見ても神コスパは間違いないですねwww
では、使用感を、、、
①巻き心地
シマノらしいしっとりとした滑らかな巻き心地です
さすがにXGなのでやや重さがありますが、21ナスキーで感じたローターのブレ感も軽減されていて十分良いと言えます
ですが19ストラディックと比べると、ブレやノイズの多さ等は確実に劣りますw
ボディー素材の差なのか、部品精度の差なのか、値段差分ワンランク落ちますね、、、( ´-`)シャーナイ
ローターは19ストラディックと同一形状ですが、よりブレ感が強いです、、、
また、サーフで30gクラスのルアーを使うと巻き上げ時に若干コツンと妙な感触が出るので、(某14カ○ディア程酷くはないがw)ヘビーめな使い方には向いてない気がしなくもないです
ボディはCI4+製ですので、剛性は程々です
、、、まぁ、これは個体差かもしれませんが(o´・ω・`o)
②キャスト
ロングストロークスプールとクロスギア方式のオシュレーションですので、シマノらしい抜け感で大変気持ち宜しいですw
これに関してはほぼ19ストラディックと変わりません
ただ、ローターは19ストラディックと同一形状なのですが、ベールを返した時や戻した時の感触が若干ヘナっとしていて、19ストラディックの方がカッチリ感がありますね(* ゚∀゚)
中のバネレートがちがうのかも?
③ドラグ性能
正直、私的には21アルテグラの最大のウィークポイントだと思います
19ストラディック以上の中級機種と比べると明確にスムーズさを欠きます
出だしが固くて出だすとズルズル、、、ではなくズルッ、、、ズルッ、、、とややつっかかる感じですw
スプールの受けの構造はナスキーと同じ簡易的なものなので、、、まぁお察しです(*´・∀・)
21ナスキーや21アルテグラはスプールとワッシャーの面だけで受ける構造ですが、19ストラディック以上はワッシャー下のブッシュ(ここはベアリングに換装可能)にも被さる構造で左右のブレも抑えています
また多分ですが、中級機種以上の受けですと広い面積でスプールを受けるので、ドラグワッシャー全体に均一に圧を掛けるのでスムーズさに差が出るのかなぁと勝手に妄想しています
体感的にナスキーより気持ちスムーズな程度で、釣りにならない程悪くはありませんが比べちゃうとね、、、
ドラグの滑り出しにはあまり期待はしない方がいいです(((^_^;)
あくまでも価格相応ですw
総評
シマノらしさをしっかり味わえる最廉価モデルだと思います
自重もほどほどで、価格も実売15000円前後ですので、神コスパは間違いないでしょう(*゚∀゚*)
ワゴンリールからのステップアップや本気の入門モデルとしてはもってこいです
ですが、同コンセプトの上位版にあたる19ストラディックと比較すると全ての面でちょっとずつ劣ります(価格差約6000円)
そしてボディーがCI4+と強化樹脂製で4000番となると自重も270gとなることから、サーフやライトショアジギと言ったややハードユースでは微妙と言わざるを得ない印象です( ;´・ω・`)
しかし多少の欠点はあるものの、ナスキー比で大きく使用感も上がっているので、吊しのままでルアーフィッシングに使うなら、個人的にオススメできる1台なのは確かです(*´ω`*)