今年の平清盛は面白い。
それと当然ではあるが演じる俳優さんたちも・・
山本耕史さん(藤原頼長役)松田翔太さん(後白河帝役)や
主役の平清盛を演じる松山ケンイチさんなど・・
世代交代してしまったが実に新鮮であり特に第22回勝利の代償では
山本耕史さん(藤原頼長役)の演技は素晴らしいと感じました。
鸚鵡(おうむ)を上手くアイテムで使いましたね~
「チチウエ チチウエ」には涙ものであります。
そしてもう一人の反乱の首謀者・・
崇徳上皇役の井浦新さん・・
このシーンが強烈に脳裏にあって・・
鳥羽院が次の帝を雅仁親王(後白河帝)と定めた時の崇徳上皇のシーン
倒れても目を開いたままと言うシーンと藤原教長が「上皇様上皇様あ~あぁ~」
台詞・・
ファンの方には申し訳けありませんが、私はこのシーンは何故か笑ってしまい
(すいません笑う場面ではないんですが・・ 目を開けたまま・・ インパクト強し)
でも井浦さんは歴史に詳しく・・
逆に思うと、台詞とは別に「表現」ということを思うと演出家が考えたのか?
井浦さん自身の提案(オリジナル)なのか?わかりませんが・・
冷静に観賞すると崇徳上皇の念を思う時・・
こういう心境・・ (この瞬間は頭の中が真っ白で固まってしまった?)
ということなんだろうと・・
観かたも十人十色だと思いますが・・
そして相も変わらず・・
美福門院得子様・・
格好良いですね~
帝(ミカド)の勢いがどこまで続きますかな??
双六遊びで後白河帝の賽が6と5=11に対し
得子(ナリコ)様は6と6=12
得子様は相当な策略家。
この先のお話しは・・
仏と仏の評定(信西と得子)が放送されると思いますが・・
そして・・
信西役(阿部サダヲさん)まさかの・・
罪人(平清盛の叔父、平忠正)に死罪、斬首にせよと・・ と
この時代、斬首(死罪)は薬子の変(810年)より公的に死罪が行われていなかったので
せいぜい重い罪に定められても流罪のはずが・・
ここは清盛(ドラマ上)にとっては想定外だったと思います。
今年の大河ドラマ「平清盛」は将来、自分の思い出に残るドラマだと思っています。