ルクスクリニックの渕之上です![]()
本日は陥没乳頭について書いていきます![]()
陥没乳頭は、図のように乳頭が凹んだり、平坦な状態の事をいいます。
「乳頭が凹んでいる」「乳頭の先端が窪んでいる」「乳頭が平坦」「溝にカスが溜まって手入れが困難」の訴えで受診されることが多いです。
指などによる刺激で出るものを「仮性」、搾乳器などで強い刺激を与えても外に出ないものを
「真性」と呼びます。
陥没乳頭の方は比較的多い印象があります。
ご自身が陥没乳頭であることに気づいていない方も多く、そのままの状態で一生を終える方も沢山いらっしゃいます。
手術は
・見た目が気になっている
・授乳障害がある
・乳輪下膿瘍(乳頭、乳輪から膿が出る)になったことがある
という方が適応になります。
(40歳未満で将来的に授乳の予定がある方、陥没乳頭が原因で乳腺炎や乳輪下膿瘍を繰り返している方は保険適応になることもあります。当院では保険診療を行っていないので、その場合は他院をご紹介させていただくこともあります)
陥没乳頭の原因ですが、
<乳管が短い>
ことが一番の原因です。
手術の肝はとにかく、
<乳管に伸展性を持たせる>
ことです![]()
分かりやすく言うと、
<カチカチに固まり短くなっている乳管同士を剥がし、伸ばして自由にさせてあげる>
ことが大切なんです
これが一番の肝です
(2回目)
術式は酒井Ⅰ法を適応しています。
↓
この方法の発案者である酒井成身先生は、聖マリアンナ医科大学形成外科、国際医療福祉大学三田病院形成外科の元教授でもあり、多数学会の理事、多数執筆を行ってきた形成外科、美容外科のレジェンドの大ベテラン先生です。
酒井Ⅰ法は保険の形成外科医時代にも何回か行いましたが、論文で見ただけでは乳管をどの程度剥がしたら良いものか分からず、かなり控え目な手術を行っていました。
そのため、再発率(また引っ込んでしまう)が高く頭を悩ませていました。
その後、酒井先生の手術を実際に何回か見学させて頂き
「こんなに乳管を剥がして、割いて、引き延ばさないといけないのか
」
と衝撃を受けた記憶が鮮明にあります。
やはり、百聞は一見にしかずです![]()
しっかり乳管の処理をするようになってからは、再発することがなくなりました。
ただ、やりすぎると血流が悪くなるため、匙加減が非常に大切です。
術後は少なくとも3ヶ月は乳頭保護器を装着して頂くことが重要です![]()
(酒井法発案者、酒井成身先生と)
陥没乳頭でお悩みの方は、一度ルクスクリニックにご相談頂ければと思います![]()
ルクスクリニックのHPはこちら


