神結びすとのひとり言 「言挙げせず」にグッときた件  | 生きがいの編集室_1107ブログ

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最近、友人2人のお話の中で「ほーーーっ‼」と

感心したことがありました。

どこの職場にもいらっしゃると思いますが

ふたりの友人の職場にも「???」な方がいるのだそうです。



わたしが感心した点はというと、友人がふたりとも

「?」な方に対して意見したり、注意したりしない理由でした。

その理由は何かと言いますと

「言葉にネガティブな感情が乗ってしまう段階となっていて

言葉以上にその感情が相手に伝わってしまうから」



「言葉以上に感情が伝わる」と多くの人は知っていると思います。

知っていても、思いっきり言葉に乗せて伝える人もいる中

乗っているものの大きさ、破壊力を分かっているから

あえて言葉にしないなんて、素敵すぎるじゃありませんか‼



隠しているつもりでも、言葉にするまでもなく

全身から本音本心が放出されてしまう体質のわたしにとっては

神業としかいえない、お二人のお振舞いです。



古来から日本人の生活に根付いて来た神道は、

言葉の力=「言霊」の大切さについて、

十分過ぎるほどに私たちに伝えてくれています。

神道には「言挙げせず」(軽々しく言葉にしない)という

言葉があり、それには様々な意味が含まれています。



悪いことを口にすると、それが現実化してしまうから言葉にしない。

言わなくても分かることは、あえて言葉にしない。

簡単には口にしないが、言葉にする限りは「覚悟」をもって発言する。



他にも意味はたくさんあると思いますが

わたしは、三つ目の言葉にする「覚悟」に

心をグググッとつかまれました‼

自分が発する言葉で、相手を幸せにも不幸にもする‼



友人たちの職場の「?」さんから始まったお話ですが

結論、やっぱり神道は、日本の精神性や霊性の根っこだ‼

と感じさせて頂いた出来事でした。

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❖七十二候 第二十八候 夏至次候❖

菖蒲華[あやめはなさく]
(6/26~6/30)
梅雨の時季に花を咲かせる花菖蒲。
優雅な色彩と容姿で、ひときわ華やかに咲く花菖蒲の凛とした佇まいは、
梅雨時の沈みがちな空気を一変させて、明るく艶やかな風景を現出します。

季節の草花 あやめ
昔は端午の節句の菖蒲湯に用いられる菖蒲のことをあやめと呼んでいたが
江戸の頃から、この季節に咲く花菖蒲をあやめというようになりました。
剣形の葉がきちんと並んで生える様子が、斜めの線が交わった模様
「文(あや)」に似ていることから名がついたといわれます。