キャブのOHを進めます。
3XVのSTD系のTM28はエアスクリュが無い1KTのTM28とほぼ同じです。
このTM38のフロートを留めるピンが異常に固い・・・
それで先のとがったもので叩きだすのですが反対側の足部分を写真の様に出っ張ってる部分を保持しないと鋳物なので割れてしまいます。
SPや3MA系のTM30~36なんて勝手に抜けてきてイライラするぐらいなのに・・・
おいコラ!ミクニ・・・・
ちょっとピン細くするとか…穴広くするとか改善できるやろ・・・
さらに・・・・パイロットジェットが固着するとすぐなめるのですが~今回のもすでに舐めていて緩まない・・
ウチでお勧めのマイナスドライバーでも緩まない・・・
その場合は貫通させないように径の細いドリルで穴を開けて細いマイナスを叩き込んで緩めるのだど・・・
今回は失敗・・・う~ん・・そうなると穴を掘ってタップで切り直すかしないけど難易度高い・・・
人類は火星にいかなくてもいいし世の中5Gで変わるといいますがそんなことよりミクニさん・・・
パイロットジェットを埋め込みじゃなく突き出してもらえないでしょうか?ダメでもパイロットジェットのマイナス部分の高さを1mmほどあげてマイナスが絶対舐めないようにしてもらえませんかね~
運よくウチにはなぜか一個だけキャブが余っていて左用・・・
右を失敗させたのですが最悪左2個で行けるか検証・・・
○エアベントパイプが左右で出してる方が逆・・・
○温水パイプの出口の向きが違う
○エアスクリューが右用は手で回せるアイドリングのツマミみたい(よくアドリングと間違える)
○右キャブにはアイドリングスクリュが無くスロットルセンサーのある上部の箱にアイドリングスクリュがある。
○底のドレンの排出方向が違う・・・
・・・・左キャブをエアスクリュを右用に換えてアイドリングスクリュの先端を削ってしまえば使えそう・・・
ちょっと問題なのは・・・油面を押さえる蓋?板みたいなのが右キャブには付いている
左キャブよりかなり下にありホース内のガソリンの重さも圧となって油面が上がるのを押さえるようになっている?というかどちみちフロートで押さえられなくてこの板で出づらくしたらメインやパイロットジェットから漏れてオーバーフローするんじゃないの?
ちなみに1KTのTM28の左右相違は左には負圧のホースの口があることと・・・アイドリングスクリュが左右逆・・・
この場合も左キャブを右に使うばあい負圧ホースの口を塞いで反対側のアイドリングスクリュの方にアイドリングスクリュの先端の入る穴をあけたら使えます。反対がわは穴がないだけでネジ山は切ってあります。
ま、最悪左2個使います。
それから良く詰まるパワージェットとスタータージェットの通路ですが~
キャブクリーナを吹いておいて一昼夜置いたら大体ガム上の粘着物も溶けて大体貫通します。
今回も2晩置いたら貫通してました。
ココがスタータージェットで下から噴き出ないと駄目・・・
左端の真鍮のパイプの部分はパワージェットでここも下から噴き出ます。
ただし、過去にかなり頑張って数日まっても貫通しなかったのですが~
93以降は・・・・・メクラだそうです。
メクラだったらあのハメ辛いホース繋がなくていいでしょ?ミクニさん・・・
というかメクラ=パワージェット効いてない=そもそも要らないですよねミクニさん?
キャブは荒治療があるので放置・・・・
汚いので磨きたい。
多分程度がいいのだけれど汚いとせっかく整備しても気分が悪い・・・
で、エンジンバラしました・・・・♪
いつでも買う人ががっかりしないように心掛けています。
最近ウチのガレージの近くの商店街の果てにぼったくりバイク屋が出来たそうなので注意してください。
サクッとバラします。
この1週間で3XVは3基バラしました・・・・
シリンダーは程度良好です。
3XV持病のシリンダーガスケットからの水漏れも起きていません・・・・
それからワイヤー類の注油です。
潤滑油を穴から何回も吹きこんでワイヤーを動かし・・両端にグリスを塗ってまた動かします。
ワイヤーと被覆の出口にもグリスを塗って被覆内の潤滑油をグリスで蓋をして閉じ込める感じです。
新品でもします。
YPVSのモーターワイヤー
プーリー溝にもグリスたっぷり塗ります。
スロットル分岐も
ただでさえ大リーグ養成マシンのように3XVのスロットルは重いですから・・・・
あとはリアキャリパーはモミだしてなかったのでモミモミ~
タイヤレバー挟んで均等に出せるだけだしてピストン磨きます。
戻す時もタイヤレバーで多方面からこじって均等に・・・
中央押さえるとスンナリ引っ込みます。
引き摺りがないので清掃でOKみたい・・・・
今回は程度がいいので助かります。
つづく